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※掲載内容は本特集リリース時期(2011年9月16日更新)の情報です。内容が変更となる場合がありますので、事前に必ずお問合せください。あらかじめご了承ください。

2011 関ケ原の陣

 昨年、関ケ原合戦から410年目の年を迎え、大きなイベントがいくつも開催された関ケ原。
 しかし、あれで終わりと思っちゃ〜イケません。411年目を迎えた今年も、まだまだ関ケ原が熱い!
 この秋も昨年同様…いやいや昨年よりさらに(?) あつ〜いイベントてんこ盛りの関ケ原に、西美濃スタッフがずずずずいっ!と迫って特集します。皆さんも一緒に、この関ケ原イヤーを楽しみましょう♪

「関ケ原東西武将隊」をもっと知りたい!

<関ケ原東西武将隊ってなあに?>
 「戦国の聖地」関ケ原の魅力をさらにアップさせるため、そして関ケ原におけるふれあい交流の促進を目的として、東西両軍を代表するそれぞれ3人の武将から結成された「関ケ原東西武将隊」!
 毎週日曜日に関ケ原でのステージパフォーマンスを行うほか、関ケ原内外でのPRにも積極的に出陣されるとのこと。さまざまなイベントだけでなく、平日の関ケ原で武将隊とバッタリ会っちゃう!なんて嬉しいことも起こりそう^^。お客様とのふれあい交流をとっても大切にしてくれる武将隊なのです。

関ケ原東西武将隊 ―現世によみがえった6人の武将―

西軍 石田三成

西軍の実質的な総大将。
義の旗を掲げ、家康の野望を阻止すべく挙兵する。

東軍 徳川家康

東軍総大将。
秀吉亡き後の最大の実力者。
権謀術数を駆使して天下の覇権を狙う。

西軍 島左近

石田三成の家臣。
「三成に過ぎたるもの」と詠われるほどの、知勇兼備の猛将。

東軍 本多忠勝

「徳川四天王」の1人。
生涯57度の戦で一度も傷を負ったことがないと言われる豪傑。
名槍「蜻蛉切」を振るう。

西軍 大谷吉継

秀吉に「百万の兵の采配を任せてみたい」と言わしめたほどの天才。
三成との友情に殉じる覚悟で、病身を押して参戦。

東軍 井伊直政

「徳川四天王」の1人。
真っ赤な鎧で武装した「赤備え」の精鋭を率い、
徳川直臣として真っ先に手柄を立てるべく戦に挑む、血気盛んな青年。

関ケ原東西武将隊に、関ケ原の陣跡を案内してもらいました!

 関ケ原に今も残る、多くの陣跡・史跡。
 400年前から現世に蘇った武将隊の皆さんは、現在の陣跡をどんな思いで見ているのでしょうか…?
 ここはぜひ、武将隊と一緒に陣跡を回って直接彼らに聞いてみたい!
 …ということで、西美濃スタッフが関ケ原東西武将隊と一緒に、関ケ原の陣跡へ行ってきましたよ★
 400年という長い長い時間を飛び越えて来た彼らから、どんな会話が飛び出すのでしょうか。
 ひょっとしたら、武将たちの意外な素顔が覗けてしまうカモ…?

東軍編−

〜人物紹介〜
徳川 家康  徳川 家康  本多 忠勝  本多 忠勝  井伊 直政  井伊 直政 

桃配山(徳川家康 最初陣跡)


  • ワシが一番はじめに布陣していた場所じゃ。今ではこのように立派な石碑が立てられておるな。ワシはこの腰掛け岩に座って、ここから戦況を眺めておったのじゃ。
  • 殿。当時このあたりはどんな場所だったのでございますか?
  • 当時はこのように狭い場所ではなく、なだらかに山が続いておってな。見晴らしもよかったのじゃ。…って、おぬしらも合戦当日、見ておったろうが!
  • 拙者は先鋒にいましたゆえ、合戦当時このあたりは見ておりませぬからな…
  • それがしもここに来た記憶はございませぬなあ。
  • 忠勝、うそつけ!お前はおったじゃろうが!
  • あ。そうでござった。もう400年も前のことゆえ、スッカリ失念しておりましたな。ハッハッ
  • 400年か…あれからもう400年なのじゃな。
  • 400年ぶりに来ましたが…変わらず山河あり、思いはその風景の中に眠っている…
  • 忠勝どのは、浸っておられるな。
  • ここで桃を食ってみたいのう。
  • そういえばここの名前は、”桃配山”でしたな。由来はなんなのですか?
  • なんじゃおぬし、そんなことも知らんのか? ここはな、その昔、お…おおあまの……?
  • 大海人皇子(おおあまのおうじ)が、壬申の乱で陣が敷いた場所でございます、殿。
  • 殿もしっかり覚えてないじゃないですか!
  • やかましい!ほれ、下の看板を読みに行くぞ。しっかり勉強じゃ!


井伊直政 陣跡


  • ここがそれがし、井伊直政が関ケ原の戦いで先鋒を務めた場所である!エヘン!
  • ちょっちょっちょっ、待て待て待てい。おかしいではないか。
  • なにがでござるか?
  • おぬし、しれっととんでもないことを言うのう。殿が先鋒を任せたのは、おぬしではなく福島正則どのではないか。その先鋒をおぬしが抜け駆けしたので、福島どのは大層お怒りだったぞ。
  • おお?そうでしたかな?400年前の話ゆえ、忘れてしまいましたな^^。
  • まったく…。都合の良いところでそのセリフを使うクセはやめておいた方がよいぞ。
  • さっき使ったのは忠勝どのですぞ。
  • ・・・・・・
  • まあ、結果的には殿が天下を取られたわけですからな。終わり良ければすべて良しじゃ!
  • しかしこの場所をおぬしの陣と言っておるが、おぬしは戦になると、己の陣の場所など関係なさそうであったな。
  • 拙者、戦になると頭がカーッとなって、最前線まで突っ走ってしまいますからな。
  • そのせいでおぬしはいつも傷だらけであるな。血だらけの赤備え、と名を改めてはどうじゃ?
  • おお、それはなかなかかっこいいですな。血気盛んな拙者にぴったりじゃ^^
  • 褒めたつもりではなかったのじゃが… って殿? さっきからちっとも会話に参加しておられませぬが、聞いておられますか!?
  • うむ。


本多忠勝 陣跡


  • 忠勝どのは、どうしてここに陣を?
  • それがしは軍監の役割をしておったのでな、この位置から敵味方の動きを見ておったのだ。後ろに殿がおりますからな。殿を守りきるという重要な役割もあった。さらに、ここは中山道と伊勢街道が交わる場所ゆえ、後方の長宗我部や毛利に睨みを利かせる意味もあったのじゃ。
  • なるほど。忠勝どのに睨まれれば、敵は誰も動けはしませんな。
  • ハッハッ それがしのこの鹿の角の兜を戦場で見ると、敵方はかなりのプレッシャーを受けたと言われるくらいだからな。
  • いざというとき、戦況によってはすべてを任せるために、重要なこの位置に忠勝を置いたのじゃ。戦況に応じて動いてもらうためにのう。まさに、忠勝はその任にうってつけの将じゃった。
  • 殿…!そこまでに、それがしのことを信頼しておいでで…!じーん。
  • 殿、いつもは厳しいのに今日は珍しく優しいですな。
  • ま、たまにはのう。


陣場野(徳川家康 最後陣跡)


  • ここはワシが最後に陣を布いた場所じゃ。
  • 敵方の石田三成どのの陣の、すぐ目の前まで出てこられたわけですな。
  • 最初に陣を布いた桃配山は、のろしのケムリで視界が遮られてしまってのう。戦況が確認できんようになってしまったのじゃ。さらに、我が東軍の動きが予想よりも思わしくないのでな。わしは思い切って賭けに出たのじゃ。
  • 賭けでございますか。
  • そうじゃ。激戦地のド真ん中…敵陣の目の前。ここならば三成の姿もよく見え、さらにワシが前へ出ることによって我が軍の士気も上がるのじゃ。
  • では、小早川隊に対する鉄砲撃を指示したのも?
  • この場所からじゃ。あやつ、わしがここまで出てきてもまったく動こうとせんかったからのう。
  • もし小早川どのが最後まで動かなければ、我が軍の勝利も危うかったかもしれませぬな。
  • はっきり申して、それも賭けじゃった。小早川が本当に寝返るかどうかは、直前まで確信がなかったからのう。


★★★ ちょっと息抜き ★★★

▲陣場野公園を見つけた武将隊。甲冑でかなり乗りにくそうにしながらも、楽しそうにブランコで遊びます(^^)。

▲家康公は鉄棒。しかしうまくいかない様子。
家臣2人に両側から抱えられ、それでもなかなかうまくいきません(^^;)



西軍編−

〜人物紹介〜
石田 三成  石田 三成  島 左近  島 左近  大谷 吉継  大谷 吉継 

笹尾山(石田三成 陣跡)


  • 今日は晴れておるな。実際、わしは晴れた日にゆっくりここからの景色を見るのは初めてじゃ。
  • そうですな。すばらしい景色でござる。
  • 三成の陣には「音声がいど」が付いておるのじゃな。これはうらやましいのう。
  • そうだ。「音声がいど」があるのはわしの陣だけじゃ。見晴らしの面でもわしの陣が一番すばらしいからな。現代の民も、皆ここに集まってくるのだ。
  • いいのう、「音声がいど」。
  • 「がいど」を聴いてみるか?わしが教えてやるぞ。この「ぼたん」を押してだな…
  • 鳴った!「がいど」がはじまったのう!いいのう(^^)
  • なかなか立派だろう。この笹尾山から関ケ原を見渡しつつこの「がいど」を聴くと、400年前の記憶がことこまかに蘇ってくるのだ。
  • あれから400年。現代の民も、ここで殿と同じように、400年前の歴史に思いを馳せているようですな。
  • ぜひ「たいむすりっぷ」した気分で、皆ここに登ってほしい。


★★★ ちょっと息抜き ★★★

▲頂上の丘にはテーブルが。
三成公と吉継公が「ピクニックごっこ」を始めてしまいました。「吉継、たくさん飲むが良いぞ」「かたじけないのう」微笑ましいお2人です(^^)。

▲左近どのも参加。
天気がよく風が気持ち良いので、良い休憩になりました。

島 左近 陣跡


  • 笹尾山を下りてまいりましたぞ!ここが、この島左近の陣跡にござる。
  • おおお、敵の攻撃からの防御に使われた竹矢来と馬防柵が、立派に復元されておるわ。
  • 合戦当時、この竹矢来の前に、左近の隊を配置したのだ。左近は押し寄せてくる大軍をよく防いでくれた。
  • 殿のもとへは、敵を一兵たりとも通すわけにはまいりませんからな。
  • ここから「決戦地」の旗がよく見えるのう。
  • 合戦当時、この付近は一番の激戦区でございましたからな…400年前のあの日、まさにこのあたりは数多の兵で埋め尽くされておった。
  • しかし今は、非常にのどかであるな。田畑が一面に広がって、皆、幸福そうじゃ。
  • そうですな。それがしの陣のあったこの場所も、今は民の交流場所となっておりますぞ。
  • そういえば、たくさんの人がおるのう。…あっ、「あいす」を食べている民がおる!いいのう、いいのう!
  • ハッハッハ 我が陣跡すぐ前の詰所で、「やぎ乳アイス」という冷菓子を売っておるのです。あれは美味ですぞ。


大谷吉継 陣跡


▲1年前に完成した「若宮踏切」。この踏切ができたおかげで、大谷吉継の陣跡やお墓への道のりが、以前と比べてとっても近くなりました!

▲線路を渡り終えたら、ゆるやかな山道をしばし登ります。しっかり整備されているので、周りの景色を楽しみながら登ることができます。

▲いきなり罠か!? と思ったら、前日の台風で倒れた樹木でした。兜の大きな武将たちは、とっても通りにくそうにしながらも、なんとかくぐり抜けて罠を通過。


  • ひっそりとした場所だのう。当時はここも激戦地と化したが、現代のこの場所はとても癒されるのう…
  • 良い場所でございますな、木漏れ日が差し込んで…
  • 本当に気持ちのよい場所だな。“まいなすいおん“が出ておる。“まいなすいおん“が。
  • はははは、殿、すっかり現代の言葉も使いこなしておられますな。
  • 大事なことだからな。2度言ったのだ。、
  • いい場所じゃ。空気も澄んでおるのう。当時の戦がウソのようじゃ。
  • 吉継は初めからこの場で、小早川の裏切りを危惧して備えてくれたのだったな。そして、それはその通りになった。
  • 味方の3倍もの数の小早川兵を、ここの場所で何度も押し返したと聞いております。さすがは大谷吉継どの。誰にでもできることではありませぬな。
  • 左近どの…。何か照れるではないか。しかし、改めて来てみると、やはり感慨深いものがあるのう。
  • うむ。そうだな。そしてこの場所は”まいなすいおん“が出ておる。
  • 殿・・・。3回めですぞ。

大谷吉継の墓



  • まさか、自分で自分の墓に来るとはのう…。
  • そなたの墓には今日も新しい花が供えられておるな。
  • 吉継どのの墓には、いつも新しい花が断えないと聞きますぞ。ここの民にも慕われておいでなのですな。
  • 本当にありがたいことじゃ。
  • 吉継の墓の横には、湯浅五助の墓もあるな。
  • 五助はわしの家臣じゃ。最後の最後までわしのそばで仕えてくれた良い家臣であった。わしがここに眠る瞬間まで、世話になったのじゃ。
  • 共に戦った家臣とともに、ここに眠っておられるのですな。なにか、うらやましい気もしまする。
  • うむ。わしは寂しがりだからのう。

▲大谷吉継墓所からの帰り道、電車と遭遇!
武将たちは手を振ってお見送り。

▲「武将隊に陣跡を紹介してもらいました」のコーナーもここで終了!東軍・西軍の皆様、ご案内、ありがとうございました!

↓↓各陣跡の詳しい紹介は、過去の特集をご覧ください↓↓

関ケ原東西武将隊ステージパフォーマンス を見てきました!


▲毎週日曜日、関ケ原町笹尾山会場(雨天時:旧北小体育館)で行われている関ケ原東西武将隊のステージパフォーマンス。西美濃スタッフも9/11(日)、笹尾山会場にお邪魔してきました!

▲武将隊6人によるダンスパフォーマンス。
音楽に合わせて次々に繰り出されるセリフとパフォーマンスで、「関ケ原の戦い」が表現されます。
武将たちが舞うたび、刀が、槍が翻るたび、お客さんの歓声が上がります。

▲ダンスパフォーマンスのあとは、ファンの皆さんも参加できる楽しいコーナーが続きます。
普段は見られない武将たちのコミカルな側面も楽しめて、ファンの皆さんからもたくさんの笑い声が上がっていました!


▲最後は、おまちかねのふれあいタイム!お気に入りの武将と写真を取ったりお話をしたり、思い思いに武将とのふれあいの時間を楽しむことができます。
西美濃スタッフも、お気に入りの武将にお願いして写真を撮ってもらっちゃいました★

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特集
Page 1
・関ケ原東西武将隊をもっと知りたい!
 ・関ケ原東西武将隊 現世によみがえった6人の武将
 ・関ケ原の陣跡を案内してもらいました!
 ・ステージパフォーマンスを見てきました!
Page 2
・2011年秋 関ケ原で開催されるイベント
 ・9/25(日) 陣跡制覇ウォーキング
 ・10/15(土)16(日) 関ケ原合戦祭り2011
・武将もオススメ 「ヤギ乳アイス」!
・西美濃プレゼント
・壁紙ダウンロード
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