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ひまわりからのメッセージ
星野富弘さんの詩画 紫酢漿草(むらさきかたばみ)に寄せて
 4月28日、星野富弘さんが亡くなったそうです。享年七十八歳でした。高校の体育教師だった星野さんが鉄棒から落下し、脊髄損傷し、車椅子生活を余儀なくされたのは二十四歳の時だったといいます。その後、唯一体の自由がきく口で筆をくわえ、多くの詩画を世に送り出して来られました。

 私が星野さんの名を知ったのはいつ頃だったか、記憶は薄れてしまいましたが、わが家には毎年星野さんのカレンダーを飾り、絵葉書も必ず購入しています。貧しいNPOを経営している身として、会の活動に賛同して下さる賛助会員の方々に私の心ばかりのお礼として星野さんの絵葉書をお渡しするようにしているからです。けれども、これからは、星野さんの新作にはお目にかかれないと思うと寂しいかぎりです。

 今月のカレンダーの詩画には次のように書かれています。



そして、この詩の下には紫かたばみが描かれています。この絵を描かれた時、名も知らぬ小さな花の美しさに感動されたのでしょう。野辺に咲くかれんなピンクの花に見惚れていらっしゃる星野さんの姿を想像すると、ほのぼのとした思いになります。私は星野さんの詩画によって多くの花の名を知りましたし、その絵葉書を悩みもつ知人や友人の元に送らせていただいたこともありました。
星野さんの詩画に力づけられた方は数多くいらっしゃることでしょう。もちろん私もその一人でした。

 星野さんには著作も多くあり、私が第1歌集の『深き涯(はて)より』を上梓した時には、書名が似ていたこともあって、「星野さんから採ったの?」とか「星野さんから許可をもらったの?」等と言われたこともありました。私の歌集名は、二歳で突然亡くなった園児の葬りの席で詠んだ一首からつけたものでした。「抱く胸に軽き汝なり通夜の夜の深き涯より雪の降る音」と、何十年も前のその夜のことを、ふと思い出しました。

 人はいつか別れていかなければなりません。今朝の散歩から帰ってくると、槙垣の隅に一輪の露草が咲いていました。星野さんだったら、この花をどの様に描かれるのでしょうか。楚々と咲くその藍色の美しさにしばし見入ったひとときでした。

2024.05.13 発行
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