- ふるさとに伝わる瓢箪文化を守り育てる
「養老瓢箪工房エイト8」主宰、竹内 蘭さん(38)
親孝行な木こりの美しい心が滝の水をお酒にかえたとする「養老の滝」伝説。その養老の滝がある岐阜県養老町で、名産・瓢箪(ひょうたん)の栽培から加工・販売まで行っている「養老瓢箪工房エイト8」。竹内蘭さんは「瓢箪は一個一個全部違う。一つ一つの瓢箪が如何にして可愛く、良い瓢箪に加工していくか、デザインを考え、色付けしていくのが瓢箪づくりの面白さであり、難しさ。やっていて楽しい。これからも続けていきたいし、みなさんも、自分だけのマイ瓢箪をつくってみてはどうですか」と、熱く呼びかける。
東京で大学生活を送った竹内さん。ふるさとに戻り、スペインの食材を輸入して販売する個人事業の輸入品販売業を営むうちに、養老町の持つ豊かな自然や長い歴史の魅力に目覚めたという。「ふるさとにずっと住んでいたら気が付かなかったかも。離れていたから養老町の良さが分かり、養老町が大好きになった」という。2011年ごろから、町内の同世代の会社員や自営業者、主婦らと、まちづくりについて話し合ってきた。そして2013年9月、NPO法人「ヨロスト」を設立、インターネットを通じるなどして町の魅力、瓢箪の魅力を発信してきた。「ヨロスト」の活動拠点であり、スタジオは、養老鉄道養老駅の空き売店を活用。幼稚園や保育園にも町の魅力を伝えに出かけている。そんな活動の中、瓢箪の魅力に取りつかれた竹内さんは、栽培・加工に携わる人が高齢化し、瓢箪文化が途絶える寸前であることを知った。竹内さんは、先輩や知人から瓢箪の栽培を学ぶ一方、中学、高校時代は美術部に入って絵を描いていた腕前を活かして独学で加工技術を磨き、3年後の2014年1月に、養老の滝に近い自宅敷地の一角に「養老瓢箪工房エイト8」を設立した。
竹内さんがつくる瓢箪は高さ約20センチの小さなサイズのランプがメーン。「ほっこり、ひっこり」した心が癒される作品で、結婚式のお祝いや好きな動物をあしらったものなど、オーダー作品が多いという。全国からオーダーメイドの注文が入るほか、インターネットを通じての商品販売もある。子どもから大人までが楽しめる「個別体験指導」も予約を受けて行っており、愛知県や三重県、北陸地方などから訪れ、絵付けをするなどして完成させて持ち帰る。だが、今は「オーダーでいっぱい。大量生産はできないので、体験指導の予約は断っている」うれしい悲鳴とか。「瓢箪は1年で育ちます。春に植えて、秋には収穫できる。熟した瓢箪を水に浸けるなど、下準備に3週間から1カ月かかる」と、うれしそう。
奈良時代の女帝・元正天皇が元号を「霊亀」から「養老」に改元されて1300年。養老町では今年、それを記念して3月から12月まで多彩な行事を展開している。養老薪能(8月26日)や養老改元1300年歴史絵巻(11月3〜5日)などのほか、5月31日と6月1日の両日は全国の瓢箪愛好家が集う「第42回全日本愛瓢会総会・展示会(岐阜県養老町大会)」、11月11〜26日には「養老の滝イルミネーション」も予定されている。養老町瓢箪振興会会員であり、全日本愛瓢会会員でもある竹内さん。「町民である以上、1300年祭を盛り上げなくてはならない。それに加えて私は、全日本愛瓢会養老町大会の実行委員会の会員であり、この全国大会を目標として活動してきた。なんとしても成功させたい。瓢箪文化を仲間たちと一緒になって守り育てていきたい」と、意欲満々。
東京で大学生活を送った竹内さん。ふるさとに戻り、スペインの食材を輸入して販売する個人事業の輸入品販売業を営むうちに、養老町の持つ豊かな自然や長い歴史の魅力に目覚めたという。「ふるさとにずっと住んでいたら気が付かなかったかも。離れていたから養老町の良さが分かり、養老町が大好きになった」という。2011年ごろから、町内の同世代の会社員や自営業者、主婦らと、まちづくりについて話し合ってきた。そして2013年9月、NPO法人「ヨロスト」を設立、インターネットを通じるなどして町の魅力、瓢箪の魅力を発信してきた。「ヨロスト」の活動拠点であり、スタジオは、養老鉄道養老駅の空き売店を活用。幼稚園や保育園にも町の魅力を伝えに出かけている。そんな活動の中、瓢箪の魅力に取りつかれた竹内さんは、栽培・加工に携わる人が高齢化し、瓢箪文化が途絶える寸前であることを知った。竹内さんは、先輩や知人から瓢箪の栽培を学ぶ一方、中学、高校時代は美術部に入って絵を描いていた腕前を活かして独学で加工技術を磨き、3年後の2014年1月に、養老の滝に近い自宅敷地の一角に「養老瓢箪工房エイト8」を設立した。
竹内さんがつくる瓢箪は高さ約20センチの小さなサイズのランプがメーン。「ほっこり、ひっこり」した心が癒される作品で、結婚式のお祝いや好きな動物をあしらったものなど、オーダー作品が多いという。全国からオーダーメイドの注文が入るほか、インターネットを通じての商品販売もある。子どもから大人までが楽しめる「個別体験指導」も予約を受けて行っており、愛知県や三重県、北陸地方などから訪れ、絵付けをするなどして完成させて持ち帰る。だが、今は「オーダーでいっぱい。大量生産はできないので、体験指導の予約は断っている」うれしい悲鳴とか。「瓢箪は1年で育ちます。春に植えて、秋には収穫できる。熟した瓢箪を水に浸けるなど、下準備に3週間から1カ月かかる」と、うれしそう。
奈良時代の女帝・元正天皇が元号を「霊亀」から「養老」に改元されて1300年。養老町では今年、それを記念して3月から12月まで多彩な行事を展開している。養老薪能(8月26日)や養老改元1300年歴史絵巻(11月3〜5日)などのほか、5月31日と6月1日の両日は全国の瓢箪愛好家が集う「第42回全日本愛瓢会総会・展示会(岐阜県養老町大会)」、11月11〜26日には「養老の滝イルミネーション」も予定されている。養老町瓢箪振興会会員であり、全日本愛瓢会会員でもある竹内さん。「町民である以上、1300年祭を盛り上げなくてはならない。それに加えて私は、全日本愛瓢会養老町大会の実行委員会の会員であり、この全国大会を目標として活動してきた。なんとしても成功させたい。瓢箪文化を仲間たちと一緒になって守り育てていきたい」と、意欲満々。
2017.05.29(子林 光和)

竹内 蘭(たけうち らん)
NPO法人「ヨロスト」の代表理事。自然に親しみながら体を動かしているのが健康法。自転車に乗ったり、プールで泳いだり、スポーツをするのが大好き。「趣味は瓢箪」と言うが、バイオリンを弾くほか、コンサートなどにも出かける。バードウオッチや自然散策も好き。「なんでも挑戦するが、広く浅い。興味があることに対しては行動力があるが、継続力がない」と、自己分析するが、周りは頑張り屋だと高く評価する。岐阜県養老町在住。
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2026-4-6 UP!




































