第十八番札所 青坂山 妙応寺
寺院紹介
西美濃三十三霊場第十八札場である、妙応寺(みょうおうじ)は、鍾乳洞が近くに在り石の美術館まであり、この町らしく本堂前には大きな春日型石灯籠が何対も立ち並んでいる。山門より鐘楼、庫裏と回廊で本堂を結び薬師堂、選佛堂と山門までも回廊で結ばれる山門前のサツキ枝伸びるが如く、整えられている。
基本情報
宗派 | 曹洞宗 |
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本尊 | 釈迦如来(聖観音) |
創建 | 正平15年(1360年) |
開祖 | 峨山禅師 |
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歴史
青坂山妙応寺の創建は正平15年(1360年)、当時の今須城の城主長江重景が母親である妙応尼の菩提寺を弔う為、峨山禅師(当時の能登国総持寺、道元の4代後の弟子)を召還し開いたのが始まりとされ、寺号は母の戒名に因んでいる。伝承によると妙応尼は生前悪行を働いていた為(年貢を徴収する際は大きな枡:1.3升枡で計り、与える時は小さな枡:0.8升枡で計ったとされる)、成仏出来ずこの世で古い御堂に棲み付き毎晩のように悪鬼から咎められていた。
大徹禅師(峨山禅師の法嗣)が巡錫の折、その御堂に泊まり一部始終を見て、長江重景に報告すると母親の悪行を自らの善行によって打ち消す事を誓い、寺院を創建すると峨山禅師を開山者として招き、大徹禅師は2代目になったと伝えられている。妙応寺は領主の菩提寺として庇護され、寺運も隆盛したが、応仁の乱後長江家が没落すると庇護者を失い、一時衰退する。江戸時代に入ると寺領20石が安堵され、さらに中期以降は京都伏見宮家の祈願所として庇護された事で再び隆盛した。東海薬師霊場第13番札所。西美濃三十三観音霊場第18番札所(札所本尊:聖観音)。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。
交通アクセス
【アクセス情報】 | |
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住所 : | 岐阜県不破郡関ケ原町今須2591-1 |
連絡先 : | 0584-43-5141 |
アクセス: |
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