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西美濃三十三霊場とは

西美濃三十三霊場

 西美濃三十三霊場(にしみのさんじゅうさんれいじょう)は、大垣市を中心とする西濃2市7町から選定された33ヵ寺で構成され、美濃国西美濃一帯に広がる巡礼地であります。
 33ヵ寺は、真言宗、天台宗、臨済宗、曹洞宗、浄土宗、浄土真宗など、各宗派及び縁起、文化財、周辺の観光資源開発など、あらゆる面から調査し、全く新しい観点から選定されたもので、いずれも優れた寺院であります。

歴史について

 西美濃三十三霊場は、古くは、江戸時代(文政4年)に一度開場されたが、一時衰退し、風光明美な美濃の自然の中に散在する名刹を、西美濃地方への観光客誘導に役立てるため、昭和55年に、大垣商工会議所などが中心となり、再興しました。
 第1番霊場である横蔵寺から、第33番の美濃国分寺まで33ヵ寺を巡り、各霊場で参拝者が願を書き入れた護摩木(ごまぎ)が、毎年5月3日に結願寺で、33番札所の美濃国分寺前において、法燈で焚かれ、柴火(さいか)の中に護摩木が入れられ、願望が成就されるという「柴燈大護摩供」(さいとうだいごまく)が盛大に行われていましたが、平成28年に諸事情により、35年間続いた「柴燈大護摩供」行事を執り行うことを取りやめました。
 西美濃三十三霊場は、西美濃地域一帯に点在する、自然景観に恵まれた寺院が結ばれたもので、多くの参拝者が訪れ、古の心にふれる巡礼の道となっています。

御朱印について

 御朱印とは、もともと参拝者が写経をお寺に納めた際にいただく印であることから、納経帳とも呼ばれています。
 江戸の後期(諸説あり)から、写経を納めない場合でも参拝のあかしとしてお寺で頂けるようになりました。これがやがて神社にも広がり、現在では多くの寺社で御朱印を頂けるようになりました。
 御朱印には寺社名や神仏が書かれており、お守りやお札などと同じように扱うものです。記念スタンプなどとは異なりますので、寺社からの授かりものとして大切に扱いましょう。

ご朱印について

基本的な御朱印の頂き方

1.三門〈鳥居〉をくぐる
2.拝観料を納める。(拝観料無料の寺社もあり)
3.手水舎で手・口を清める。
4.本堂〈拝殿〉を参拝する。
5.複数のお堂〈祠〉がある場合は、順番に参拝する。
6.寺務所(社務所)で御朱印をお願いし、寺社が設定する初穂料を納める。(※300円とする寺社が多いが、未設定の場合もあり)
※写真の「西美濃三十三霊場奉納経」は、大垣商工会議所で購入できます。

ご朱印について