第五番札所 瑞巖山 天喜寺
寺院紹介
西美濃三十三霊場第五札場である、天喜寺(てんきじ)は、落ち着いた本堂と静かな庭園など禅寺特有の風格を備え、堂内には中興の定厳和尚の坐像や円空仏など文化遺産も多い。岐阜県大垣市上石津町にある臨済宗妙心寺派の寺院である。
山号は瑞巖山。本尊は観世音菩薩である。
基本情報
宗派 | 臨済宗 |
---|---|
本尊 | 地蔵菩薩(聖観音) |
創建 | 伝・1057年(天喜5年) |
開祖 | 伝・玄良、源頼義 |
ホームページ | ― |
歴史
天喜五年(1057年)、天台座主玄良が当地を隠棲の地に選び、源頼義の喜捨を受け当寺を建立し、ときの年号を取って天喜寺と称したと伝える。その後、貞治五年(1366年)雙桂定巖和尚が禅宗(永源寺派)に改め、足利基氏の帰依を得て寺領二百石を与えられ、伽藍も完備した。永禄7年(1564年)火災により仏殿・方丈悉く焼失したが,天正年間には旧観に復した。第14世文華元郁の時代(1587年頃)に妙心寺派に転じ、以来、法灯明らかに今日に至っている。なお、現在の山門・本堂は元禄14年(1701年)の再建で、特に本堂は文化・文政のころ(1815年~1829年)草葺屋根を現在の二層瓦葺屋根に改めている。
交通アクセス
【アクセス情報】 | |
---|---|
住所 : | 岐阜県大垣市上石津町一之瀬1316-1 |
連絡先 : | 0584-47-2307 |
アクセス: |
|