第十番札所 洞海山 平安寺
寺院紹介
平安寺(へいあんじ)の開山のいわれは、応徳年間白河法開山西美濃三十三番霊場第十番札所。境内のサツキの古木の花盛りは美しく、全国の愛好家の中では有名なサツキである。遠くからは三重塔の様に見えるが、境内に入り二重と解る。精巧緻密な塔のレプリカである。木組みも本物そのもの彫り物も各所に施し、五重塔を建てる機会を無くした頭領が腕の確かな処を見せるために建てたという。台風にも耐えて建ち続けている。
基本情報
宗派 | 臨済宗 |
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本尊 | 薬師如来(聖観音) |
創建 | 不詳 |
開祖 | 不詳 |
ホームページ | ― |
歴史
弓削寺寺伝によれば,応徳年間(1084年~1087年)白河法皇が谷汲産参詣の折発病され,谷汲観音の姿の御告げにより、池田郡弓削寺にて湯治平癒されたので、平安殿を建て大般若経600巻を書写奉納された。それが平安寺として開山されたものといわれている。元々、天台宗であったが、萬治元年(1658年)快伝和尚が衰退していたものを再建して禅宗に転派した。
池田町池田山山麓にある平安寺は、応徳年間(1084年~1087年)白河法皇が、谷汲山参拝の折、病気になり弓削禅寺の温泉で完治したので、弓削禅寺境内に大般若経を奉納する平安殿を建立したのが始まりと伝えられているが、詳細は不詳である。境内にある二重塔(約9m)は江戸時代末期に秋葉神社に建立され、明治時代に平安寺に移されている。
交通アクセス
【アクセス情報】 | |
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住所 : | 岐阜県揖斐郡池田町舟子402 |
連絡先 : | 0585-45-5559 |
アクセス: |
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