
ホーム > 学校長あいさつ
ご挨拶
同窓会員の皆様にはご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。平素は母校に対する深い愛情並びに本校の教育活動に多大なるご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。
私は、川瀬英樹校長の後任として、今年度の四月に学校長に着任いたしました種田昭彦(おいだあきひこ)と申します。本校の卒業(三十七回生)で、校長として責任の重さとともに母校のために働ける喜びを感じているところです。よろしくお願い申し上げます。
さて着任して間もない四月のある日、自らの在学中に発刊された生徒会誌『なんぷう』を読んでいた時のことです。私は、その会誌に掲載されていたある特集に目が止まりました。その特集とは、生徒会役員と南高OBである梶本英夫氏(昭和二十八年卒業)との座談会の記録です。当時、梶本氏は大垣市議会議員で、政治家を志した動機について次のように述べています。「私が政治の道に足を踏み入れたのは、就職試験において自らの身体に障がいがあるということが主な理由で失敗した経験からです。自らの受けた差別や偏見といったものを他の人に味わってほしくないと考え、それを達成するために政治に参加することを決意しました。」と綴られています。
私は入学式の式辞において、新入生の皆さんに「高校に進学した理由」について、社会の風潮等に流されることなく、自分らしく自らの頭で考えることを大切にしてほしいと伝えました。その上で、心が折れそうになってももう一度顔を上げて挑戦する、でもまたうまくいかずに失敗を繰り返す中で成し遂げられる成功、そしてその先の達成感を体感してほしいと伝えました。そこには諸先輩方のように、自己実現に向けて人生を逞しく生き抜いてほしいという思いが込められています。
最後になりますが、今後においても引き続き、在校生の活躍並びに母校の発展のためにご支援を賜りますようお願い申し上げます。
私は、川瀬英樹校長の後任として、今年度の四月に学校長に着任いたしました種田昭彦(おいだあきひこ)と申します。本校の卒業(三十七回生)で、校長として責任の重さとともに母校のために働ける喜びを感じているところです。よろしくお願い申し上げます。
さて着任して間もない四月のある日、自らの在学中に発刊された生徒会誌『なんぷう』を読んでいた時のことです。私は、その会誌に掲載されていたある特集に目が止まりました。その特集とは、生徒会役員と南高OBである梶本英夫氏(昭和二十八年卒業)との座談会の記録です。当時、梶本氏は大垣市議会議員で、政治家を志した動機について次のように述べています。「私が政治の道に足を踏み入れたのは、就職試験において自らの身体に障がいがあるということが主な理由で失敗した経験からです。自らの受けた差別や偏見といったものを他の人に味わってほしくないと考え、それを達成するために政治に参加することを決意しました。」と綴られています。
私は入学式の式辞において、新入生の皆さんに「高校に進学した理由」について、社会の風潮等に流されることなく、自分らしく自らの頭で考えることを大切にしてほしいと伝えました。その上で、心が折れそうになってももう一度顔を上げて挑戦する、でもまたうまくいかずに失敗を繰り返す中で成し遂げられる成功、そしてその先の達成感を体感してほしいと伝えました。そこには諸先輩方のように、自己実現に向けて人生を逞しく生き抜いてほしいという思いが込められています。
最後になりますが、今後においても引き続き、在校生の活躍並びに母校の発展のためにご支援を賜りますようお願い申し上げます。
