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第三十番札所 桃源山 全昌寺

第三十番札所 桃源山 全昌寺

寺院紹介

 水門川が流れる船町湊のほとりに立つ曹洞宗寺院 全昌寺は大垣藩 家老戸田家菩提寺として知られ、多くの大垣藩士がその墓地に眠る。大垣市指定文化財の大垣藩藩老 小原鉄心、又全昌寺二十五世 鴻雪爪の墓所が残されている。歯痛を治す“みたらし地蔵”でもよく知られ、毎年8月23日には地蔵盆の法要、盆踊りも行われ参拝者でにぎわっている。夜の坐禅会、写経会、こども禅の集いといった行事も定期的に開催され、あまねく人に開かれた寺院である。

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基本情報

宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建 寛永12年(1635年)
開祖 照岩文鏡
ホームページ

歴史

 桃源山 全昌寺は大垣藩主 戸田氏鉄公の奥方 大誓院さま(徳川家康公の姪 諷子姫)が叔父たる戸田甚五郎(桃源院殿徳翁全昌大居士)冥福の為に慶長年間に尼崎に建立された寺院である。戸田氏鉄公が尼崎より濃州大垣に御国替え遊ばるるに際し、高駕随従して大垣の地に至り、1635年(寛永12年)尼崎全昌寺の別院、大垣全昌寺は照岩文鏡和尚を御開山として開かれた。往時には東海の禅林として多くの修行僧を擁する“美濃の赤門寺”として知られたが、明治時代に入ると廃藩置県により大垣藩の庇護を失い、濃尾大震災で全壊、そして第二次大戦空襲により焼失といった厳しい時代を幾度となく乗り越え現在に至る。
 本尊 釈迦如来 また西美濃三十三観音霊場第三十番札所として白衣観世音菩薩をお祀りしている。
<年分行持>7月9日 施餓鬼会、8月23日 みたらし地蔵祭、その他 開山忌(11月)、三仏忌(灌仏会、成道会、涅槃会)、節分会(2月)

交通アクセス

【アクセス情報】
住所  : 岐阜県大垣市船町2-21
連絡先 : 0584-78-2983
アクセス:
  • JR大垣駅前 近鉄バス久瀬川線 高橋下車徒歩3分