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第二十番札所 青蓮山 天清院

第二十番札所 青蓮山 天清院

寺院紹介

 西美濃三十三霊場第二十番札所である、天清院(てんせいいん)は、通称「どんりゅうさん」と呼ばれ、親しまれている。本堂には、阿弥陀如来、千手観音の他、呑龍大士が祀られている。呑龍大士(1556年~1623年)は、武蔵の出身で、浄土宗檀林の基礎固めを行った浄土宗の高僧である。また、徳川家康の命により上野国太田(群馬県太田市)に大光院を建立し、当時、貧しさゆえに捨てられた子供をお弟子として寺に引き取り、大切に育てられたことから「子育て呑龍さん」と呼ばれるようになった。
 この天清院は、明治時代に「呑龍大士」を勧請し、現在は「育児、健康、安産祈願」のお寺として信仰を集めている。毎年、四月の第一日曜日を真ん中にして三日間、呑龍大士像が御開帳され、多くの参拝者でにぎわう。

お寺の御朱印 お寺の写真 お寺の写真

基本情報

宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来(千手観音)
創建 寛文12年(1612年)
開祖 法蓮社伝譽上人
ホームページ http://kosodatedonryu.web.fc2.com/

歴史

 天清院は、寛文12年(1672年)大垣藩二代藩主戸田氏信公の子息氏親公の菩提所として大垣の円通寺から法蓮社伝譽如泡上人を迎えて金生山下に開基した。本堂に祀られる呑龍大士像は、浄土宗大本山黒谷金戒光明寺の第五十九世梁譽上人に勧請し、1882年(明治15年)に寄付された像である。以来、天清院は、呑龍大士分霊として近隣の信仰の的となった。

交通アクセス

【アクセス情報】
住所  : 岐阜県大垣市赤坂町3334
連絡先 : 0584-71-0506
アクセス:
  • JR大垣駅前から近鉄バス赤坂線で虚空蔵口下車徒歩5分