第十九番札所 清光山 明台寺
寺院紹介
西美濃三十三霊場第十九番札所である、明台寺(みょうだいじ)は、岐阜県大垣市墨俣町にある浄土宗西山禅林寺派の寺院である。
院の集まる寺町で在る。長良川の土手に木が高く茂る下に境内が在り珍しく見るのは根本から枝分かれ激しく拡がる銀杏で在る 東に向かい本堂が在り横には池が在り中の島には辯才天を祀る 墓地への入口も近くに在り石の大地蔵が立つ。山号は清光山。
基本情報
宗派 | 浄土宗 |
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本尊 | 阿弥陀如来(十一面観音) |
創建 | 大治元年(1126年) |
開祖 | 興教大師 |
ホームページ | ― |
歴史
寺伝によれば、嵯峨天皇の在位のころ(弘仁年間という)、現在の大垣市墨俣町上宿にあった墨俣川(現長良川)の古い木橋の橋脚が夜に光っているのが見つかる。調べてみると、長年の風水を受けてあたかも地蔵菩薩像のようになっており、これを草庵にお祀りしたのが始まりという。この像を小野篁が彫り、立派な地蔵菩薩像としたという。
939年(天慶2年)、朱雀天皇の勅使がこの地を訪れた際、この地蔵菩薩の由来を聞き、地蔵菩薩像の前で和歌を詠うと、この地蔵菩薩像の口元が微笑んだという。このことからこの地蔵菩薩像を「橋杭笑地蔵菩薩」というようになったという。
1126年(大治元年)、覚鑁がこの地を訪れ、清光山 密厳院 明台寺として、真言宗(新義真言宗)の寺院として開山する。
1229年(寛喜元年)、浄土宗西山禅林寺派に改修する。江戸時代初期(慶長年間)、寺院整理により、現在地に移転する。建物は1891年(明治24年)の濃尾地震で倒壊。現在の建物は1907年(明治40年)の再建である。
交通アクセス
【アクセス情報】 | |
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住所 : | 岐阜県大垣市墨俣町墨俣寺町226 |
連絡先 : | 0584-62-5562 |
アクセス: |
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