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文教協会の歩み

〜第1回「大垣市文教協会」総会より〜

期日 昭和39(1964)年11月7日
大垣市立興文小学校

会長 土屋斉 (大垣共立銀行頭取)
会員 普通会員
特別会員
名誉会員
文教協会の進むべき方向と責務について

「先人の偉業を顕彰しつつ、大垣市の教育を前進させるときがきた。諸君の豊かな技量が永劫に輝き、立派な子どもを輩出させなければならない。知恵ある者は知恵を、力あるものは力を、金あるものは金をと、市民各層がそれぞれの立場で協力し合って育てられるべきである。その母体、それが文教協会である。」

〜文教協会の生みの親であり、育ての親である山田光之助前教育長(当時)のあいさつより


〜文教協会の事業の変遷〜

昭和39年発足当時
(1)「総会」
(2)「研究調査」
(3)「講演」
(4)「講習会」
(5)「教育懇談会」
(6)「家庭教育の振興」
(7)「研究補助」
(8)「刊行物発行」
(9)「統計調査」
(10)「学事関係の統計調査」
(11)「文庫の経営」

昭和47年
(12)社会体育振興
昭和53年
(13)郷土偉人顕彰
昭和56年
(14)学事視察
昭和58年度文教協会事業
(1)総会
(2)研修
 ○学校の自主的研究
 ○普通会員研修
 ・教科別研修会
 ・職務別研修会
 ・各種研
 ・自主研
 ・学事視察
 ○特別会員研修
(3)社会教育振興
(4)社会体育振興
(5)講演・演習・懇談会
(6)学術郷土文化助成
(7)郷土偉人顕彰
(8)刊行物発刊
(9)文庫経営

毎年の総会の中で注目すべきことは、その時代、社会の世相を反映した講演を企画している。端的に言えば、時代の要請に応えているものと言えよう。

文教協会における演題と講師

期日 演題 講師
1 39.11.7 世界の中の日本の教育 国立教育研究所長
平塚 益徳
2 40.5.17 最近の世界情勢と今後の日本経済 中日新聞社
中川 清
3 41.5.9 南極雑感 南極観測船長
松本 満治
4 42.5.23 人生の二大矛盾に対決した仙国T師 立命館大学教授
淡川 康一
5 43.6.9 経済放談 トヨタ自動車工業会長
石田 退三
6 44.5.30 教育評価の検討と創造 名古屋大学教授
続 有恒
7 45.5.27 世界の教育動向と教育者の課題 京都大学教授
相良 惟一
8 46.5.27 人間性の原点 京都花園大学学長
山田 無文
9 47.5.24 外国人の見た日本文化 在ソ連大使館
G・コマロフスキー
10 48.5.22 教育における迷信 麗澤瑞浪高校主事
沼田 勝茂
11 49.5.24 私の見た子どもの世界 大阪府泉北教育事務所
吉岡 たすく
49.11.8 十周年記念「文教大垣の源流」 元岐阜県史編集室長
吉岡 勲
12 50.5.28 バンコク日本人学校から見た日本の教育 大垣市興文小学校
石神 滋
13 51.5.19 現代の社会と教育の動向 京都大学名誉教授
下程 勇吉
14 52.5.18 モスクワ日本人学校の教育 大垣市東小学校
蒔田 義信
15 53.5.17 宝暦治水と薩摩義士 海津町長
伊藤 光好
16 54.5.17 同和問題の思想的背景と教育の課題 八日市市教育長
野田村 一司
17 55.5.23 少年非行の特質とその背景 名古屋少年鑑別所長
小林 良夫
18 56.5.22 教育における技術生と人間性 京都教育大学教授
村上 敏治
19 57.5.21 文教協会のこころ 元大垣市教育長
山田 光之助
20 58.5.18 青少年の生徒指導上の問題とその対策について 岐阜県青少年課係長
日比野 祐久
21 59.5.23 人間というもの 西濃教育事務所長
林国 太郎
59.11.12 二十周年記念「文教のまち大垣」 関ヶ原中学校教頭
清水 進
22 60.5.24 気になる子どもの指導 愛知県保健センター
梅垣 弘
23 61.6.15 中文連活動の発表(音楽部門) 興文中・南中・北中・赤坂中
24 62.6.19 大垣市少年合唱団・東中ブラスバンド演奏 大垣少年合唱団・東中
25 63.6.17 水の都大垣 大垣市立西小学校校長
清水 進
ソプラノ独唱と弦楽四重奏 歌手
小坂井 貴子
26 元.6.16 演奏とクラシック 加納高校教諭
永田 昌彦
27 2.6.8 東西ドイツの現状と日本人に望むこと ドイツ銀行
ハラルド・アイゼナッハ
28 3.6.19 二十一世紀の子どもたち 大垣女子短期大理事長
吉田 三郎
29 4.5.27 メッセージ・スイトピアセンター見学 初代教育研究所長
久世 正弘
30 5.6.4 いじめの根っこ(親の心得、教師の心得) カウンセラー
内田 玲子
31 6.6.2 命のネットワーク 千光寺住職
大下 大園
6.11.14 三十周年記念「人間と動物の知恵くらべ」 鳥羽水族館長
中村 幸昭
32 7.6.1 登校拒否児童・生徒への援助・指導 甲斐教育・心理研究所長
甲斐 志郎
33 8.5.30 これからの教育に求められるもの 聖徳学園岐阜教育大学長
上寺 久雄
34 9.5.30 インターネットを使った新しい学び 国際大学グローバル・コミュニケーション
主任研究員
新谷 隆
35 10.5.22 学校はどう変わるか 駒場東邦中・高等学校長
菱村 幸彦
36 11.5.21 学社融合による特色ある学校づくり 綾里小・青墓小・南中
37 12.5.31 学社融合による特色ある学校づくり 北小・東中
38 13.5.28 日本再生の鍵・教育について考える 大垣女子短期大学教授
中野 哲
39 14.5.27 よみがえれ学力―公教育の充実を求めてー 京都大学大学院 理学研究科教授
上野 健爾
40 15.5.28 学力低下と総合学習 日本国語教育学会会長
倉澤 栄吉
41 16.5.31 評価から授業改善へ 群馬大学教授
河野 庸介
16.8.6 四十周年記念演題「やればできる」 ノーベル物理学賞受賞者
東京大学名誉教授
小柴 昌俊
42 17.5.30 学力調査とこれからのことばの教育 文部科学省初等中等教育局
教育課程課教科調査官
西辻 正副
43 18.6.8 本当の“自信” 正眼寺住職
山川 宗玄
44 19.5.31 学校と心の健康 帝塚山学院大学
小田 晋
45 20.5.26 指導書に載っていない教育相談 横浜市教育委員会
学校カウンセラー
西尾 真由美
46 21.5.25 パネルディスカッション テーマ「多文化共生の教育」
47 22.5.31 子どもたちとどう向き合いますか 大阪教育大学監事
野口 克海
48 23.5.30 「確かな学力」を育て、「生きる力」を実現する指導と評価のあり方 兵庫教育大学教職大学院教授
加藤 明
49 24.5.28 「震災から学んだこと」 宮城県岩沼市立玉浦中学校校長
横橋 健
50 25.5.31 「奥の細道はどうして大垣で終わっているのだろう。」 名古屋大学大学院 文学研究科
塩村 耕
51 26.5.26 「21世紀型学力の育成〜探求と協同の学びを通して」 文部科学省中等教育課程教科調査官
田村 学
52 27.5.28 「ふるさと大垣 魅力再発見」 大垣市化石館館長
高木 洋一
大垣市教育委員会文化振興課
文化財専門官
中井 正幸
奥の細道むすびの地記念館学芸員
大木 祥太郎
53 28.5.27 「夢の実現 〜努力は裏切らない〜」 NPO法人ソフトボール・ドリーム理事長
宇津木 妙子
54 29.6.2 講師体調不良により中止