先日は大雪警報も出て、北海道や東北各地は大変だったようですが、わが家のあたりはそれ程でもなく、庭に残った雪も昨日には消えてしまいました。
今日は二月七日、久しぶりに庭に出てみました。いつもは勝手口から出勤してしまうので、玄関に出るのは朝刊を取りに行くだけという生活が続いていたのです。しかも、朝刊を取りに行くのは、朝まだ明けやらぬ時間ということもあって庭の木草を見るのは久しぶりです。もしかしたら、何株かあるはずの ニオイスミレが咲いていないかなあと、かすかな期待をこめて・・・。スミレは多年草ですから、槙垣の下にあるはずです。でも槙垣の下は、きれいに草取りされていて、ありません。しかし諦められなくて枯れ草をそっと手で除けてみると・・・ありました!!紫色の小さな花が三つ咲いています。「こんな所で咲いていてくれたんだね。」手に取ってみると、かすかにバイオレットの香りがします。
本当は「ニオイスミレ」という学名は存在しないのです。スミレの種類は多く、私には区別がつかないのですがニオイタチツボスミレという和名のスミレとは花の形が少し違うし、ノジスミレとは葉の形が違っています。でも我が家のスミレは、かすかな芳香がありますから「ニオイスミレ」と呼ぶことにしようと、私はいつの頃からか決めているのです。
毎年のことですが、槙垣の下の枯れ草の中から、この小さなスミレを見つけると、いつも、ほっとします。春です。こんな小さな花も冬の寒さに負けずに小さな命をせいいっぱい輝かせているのです。私だって・・・。「あなたは何かできるの?せいいっぱい生きてる?」小さなスミレは、そんなことばを投げかけてくれているようですが、「ううん、私なりに出来ることをやっているだけだよ。それで良いでしょ?頑張りすぎると心がポキッと折れてしまうといけないからね。」と、私の心は言い訳をしています。
今年度も、あと一ヶ月半で終りです。子どもたちの引き継ぎ会が終ると、県に提出する報告書が待っています。
誰の上にも時は平等に流れていきますが、その時間をどの様に使うのかは、人それぞれです。悔いを残さないように・・・。
2026.2.9 発行