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ひまわりからのメッセージ

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ひまわりからのメッセージ

失敗から学ぶ 挑戦することの楽しさ

 とうとう師走を迎えました。1年という時の過ぎゆきの速さに驚かされます。

 今年は、仕事内容も、仕事仲間も増え、趣味(?)の短歌でもいろいろな役が当たってきて大忙しでした。第1回目の公認心理師の試験にも挑戦してみましたが、こちらは予想通りの結果になりました。生来の不注意で落としてしまった問題の他に合格点まであと5点足らず(230点満点)「残念だったね。」と慰めてくれる夫とちがって、私は(しっかり基礎ができていないよ、もっと勉強しないと駄目だよと神様はお見通しだな。)と思ったのでした。少年法も労働問題も精神科領域も、まだまだ知識は浅く、その上学生時代にさぼり続けた統計学という領域は全く歯が立たない状態ですから、不合格は当然と言えます。「又、勉強する楽しみができたよね!」と夫と笑いつつ、でも、来年になったら、私の記憶力や思考力がアップする保障は全く無いわけで……と、現実に立ち返っている私です。おまけに勉強する時間と言えば、赤信号で車が止まった時くらいですから……これは、また大変です。

 それでも、元気で1年が過ごせたこと、新しいことに挑戦できたことを喜びとしたいと思います。

 皆さんの1年はどうだったでしょうか。

 私たち大人の1年と、子どもたちの1年を比べてみると、本当に大きなちがいがありますよね。大人は1年1日のごとく余り大きな変化は見られませんが、子どもたちの成長、発達にはめざましいものがあります。私は毎年スマイルブックの継続訪問をさせていただいているのでよけいにそう思います。

 けれど、子どもたちの貴重な時間を大切にして子育てをしているでしょうか。先日、見つけた記事に、「仕事熱心な親の子に問題行動が多い。」という記述があって、それは言いすぎでしょうと思ったのですが、ほんの少しの時間でも、子どもたちの為に、子どもと向き合う時間を作るということは、子どもの心の安定につながると思います。「私たちは、あなたのことを見守っているからね。」というお父さんやお母さんからのサインは、親さんの方から「ちょっとおいで。」と呼んであげること、「さっき、〇〇していたのを見てたよ。」と言ってあげるだけでも子どもは嬉しいものです。叱る時だけ呼ばないで……。


2018.12.10 発行



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