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ひまわりからのメッセージ

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ひまわりからのメッセージ

春爛漫

 新年度がスタートしました。

 今年は、桜の開花が少し遅かったので、入学式が桜の花の下で迎えられたのではないでしょうか。

 私は……と言うと、西濃圏域発達障がい支援センターの昨年度の実績と決算報告を県に提出し、NPOひまわりの花の総会を控えて、今、まとめているところです。事務に不慣れな私ですが、有難いことに税務に関することは高校時代の同級生が経営する会計事務所の方がお手伝いして下さることになり、本当に友だちの有難さを身にしみています。他にも色々な方から有形無形の支援をいただいて、何らかの形でお返ししていけたらいいなあと、気持ちを新たにしています。

 「忙しいということは、心を亡くすことなんだって……。」と、当時中学生だった下の娘に言われたことばが、ふと心をよぎる昨今ですが、新年度早々、私にまた新たな仕事が舞い込んできました。県文芸祭の選考委員、福祉施設の評議員、短大の客員教授……ウーンと思わず唸ってしまいましたがそこは性格上断れない私のこと、結局引き受けてしまいました。友人たちは、「死ぬまで働きなさいよ!!」と、激励なのか、呆れているのか分かりませんが、半分真面目な顔で言ってくれます。浅田真央さんのように「もう、いいのかな…。」と思えないので、独断と偏見に満ちた、この「ひまわりからのメッセージ」も、当分は書きつづけることになると思います。読んでいただいた方に疑問やお叱りの声がいただけると私は嬉しいのですが……。

 吾が庭は、草がはびこり、もぐらが我がもの顔でトンネルを掘りつづけていて、あちこちに土の山ができています。家の中では、私と同年令になった犬のポポがストーブの前に陣取って熟睡しています。でも、こういう日常の一瞬一瞬が何ものにも代えがたい、喜びなのだろうと思うのです。何でもない平凡な日常が断たれた時、人はその大切さを悟るものなのかもしれないなあと、ふと思いました。

 春爛漫、今年度はどんな一年になるのでしょうか。悔いのないように、一日一日を大切に過ごしたいものです。


2017.4.17 発行



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