第十七番札所 西額山 新善光寺
 
			寺院紹介
西美濃三十三霊場第十七札場である、新善光寺(しんぜんこうじ)は、本尊一光尊如来は中央の宮殿の中に安置されています。秘仏のため、扉は閉められていますが、本尊の前に御前立仏が置かれています。本堂内陣の欄間は二十五菩薩です。又本堂正面の御拝の欄間は、「牛に引かれて善光寺参り」の彫刻が取り付けてあります。
 
					 
					 
				基本情報
| 宗派 | 天台宗 | 
|---|---|
| 本尊 | 阿弥陀如来(聖観音) | 
| 創建 | 明治14年(1881年) | 
| 開祖 | 篠山義本 | 
| ホームページ | ― | 
歴史
 当寺は明治11年(1878年)発願がなされ、同14年(1881年)11月9日篠山義本により開山された。翌15年(1882年)5月15日「西額山新善光寺」の称号が認可された。寺院の建立は、信州善光寺が西濃一市五郡の有志と協力して、大垣市郭町に本堂を完成させ、同年6月1日に恵心僧都作の一光三尊阿弥陀如来を信州善光寺より当寺に移し、安置したことに始まる。続いて庫裏、観音堂、毘沙門堂、聖天堂、地蔵堂、鐘堂、矢切門、寺務所などを次々と完成させ、一般参詣寺院として栄え付近の商店街もにぎわった。
 明治24年(1891年)10月28日、濃尾震災に遭遇し、本堂をはじめ庫裏その他の付属建物は全壊し、仏具、什器に至るまでことごとく破損した。しかし、一光三尊阿弥陀如来の本尊だけはわずかな損傷もなく残され、早速仮精舎に安置された。その後、明治41年(1908年)3月15日に現在の本堂が再建された。昭和12年(1937年)道路建設工事のため、緑園に移築されたが、これが太平洋戦争の空襲災害から免れることとなり、今日に至っている。
				
交通アクセス
| 【アクセス情報】 | |
|---|---|
| 住所 : | 岐阜県大垣市緑園31 | 
| 連絡先 : | 0584-78-3277 | 
| アクセス: | 
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