第三十番札所 桃源山 全昌寺

寺院紹介
西美濃三十三霊場第三十番札所である、全昌寺(ぜんしょうじ)は、目新しい鐘楼門が建ち背の高い庫裏の横が本堂で在る。本堂前には石佛の横に地蔵の祠を置き別の所には稲荷を祀る 山門から庫裏本堂と同じ壁で造り落ち着いた色であり安心感が心を落ち着かせる境内である。日本各地にある仏教寺院です。



基本情報
宗派 | 曹洞宗 |
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本尊 | 釈迦如来(聖観音) |
創建 | 寛永12年(1635年) |
開祖 | 雪山和尚、文鏡和尚 |
ホームページ | ― |
歴史
全昌寺の創建は慶長年間(1596年~1615年)、近江膳所藩主戸田氏鉄(後の戸田大垣藩初代藩主)の正室大誓院(徳川家康の姪)が叔父である戸田甚五郎の菩提を弔う為に開いたのが始まりと伝えられている。当初は現在の滋賀県大津市になったが、元和3年(1617年)に氏鉄が摂津尼崎藩に移封になると尼崎に随行し、雪山呑秀和尚によって新たに境内の整備が行われている。さらに氏鉄は寛永12年(1635年)に大垣藩に移封になると、大垣に随行した全昌寺と尼崎に残った全昌寺の2派に分かれた。当地の全昌寺は藩主戸田家縁の寺院として藩から庇護されたことで寺運が隆盛し美濃の赤門寺として多くの雲水達を擁していた。廃藩置県が行われると庇護者を失い衰微し、さらに濃尾大震災や戦災などで堂宇が大破、焼失し次第に境内を縮小していった。西美濃三十三観音霊場第30番札所。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。
交通アクセス
【アクセス情報】 | |
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住所 : | 岐阜県大垣市船町2-21 |
連絡先 : | 0584-78-2983 |
アクセス: |
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