第二十四番札所 養老山 大菩提寺

寺院紹介
西美濃三十三霊場第二十四番札所である、大菩提寺(だいぼだいじ)は、丘の上に櫻と楓の大木の枝で覆われた広い境内がある。入り口の梅林は蕾が白く膨らみ、一輪二輪と開き出している。本堂の棟瓦には金色で光る山号が養老山と触れ合う枝間から、眩しく見える青銅の観音菩薩が立ち、供華は金色の蓮である。



基本情報
宗派 | 臨済宗 |
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本尊 | 如意輪観音 |
創建 | 不詳 |
開祖 | 不詳 |
ホームページ | ― |
歴史
この寺は近世に建てられたもので、本尊は飛鳥時代古作の聖観世音、近江の国石頭山千手寺から尾張の妙興寺を経て、ここにまつられた。また、大正末期、某宮妃殿下をはじめ、全国の信徒10万3000人から毛髪を集め、京都西陣で奉織した毛髪観音も祀ってある。この寺のある付近は、古事記に記されている当芸野というところで、伊吹山で負傷した日本武尊が、このあたりへ来たとき、足が痛み出し、当芸斯のように膨れたので、その後、当芸野(たぎの)と呼ぶようになった。また、西美濃三十三霊場の第24番目札所となっている。
交通アクセス
【アクセス情報】 | |
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住所 : | 岐阜県養老郡養老町養老1193 |
連絡先 : | 0584-32-0601 |
アクセス: |
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