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江戸庶民の人情とたくましさを日常の中に描く藤沢周平作品を舞台化した「きょうの雨、あしたの風」が大垣で上演されるよ！
（2006.10.2）
[投稿者]：
恋するおじん
[イベント名]:
大垣演劇鑑賞会 11月例会 俳優座公演『きょうの雨、あしたの風』
[日時]：
平成18年11月15日(水)午後6時30分開演
[場所]：
大垣市スイトピアセンター文化会館（文化ホール)
[内容]：
大垣演劇鑑賞会の2006年11月例会で、劇団俳優座公演 『きょうの雨、あしたの風』が上演されます。
この作品は、江戸庶民の人情とたくましさを日常の中に描く藤沢周平作品を、舞台化したもので、江戸深川の裏長屋に住む女たちを描いた名作短編を、「季節はずれの長屋の花見」で幕末の江戸の庶民のしたたかさをユーモラスに描き、また、佐藤愛子原作の「遅咲きの花のワルツ」では、初老の夫婦の徹妙な心のずれを巧みに描いて好評を得た、吉永仁郎の脚本で贈る話題作です。
是非、この機会をお見逃しなく！！
【観どころ】
この劇を一言で言えば、裏長屋の人情時代劇ですが、藤沢周平の短編小説数篇を組み合わせて一つの劇にしたものです。 劇団のパンフレットには、『うしろ姿』『おばさん』『冬の終わりに』の三篇があげられていますが、その他にも、『贈り物』『遅いしあわせ』からも重要な登場人物がとり入れられています。
脚本の吉永仁郎は、「それらを解体して一つのドラマに構成しようとしたのだが、そのどれにも隙がない物語に無駄がなく、精密に組み立てられているから、容易にばらしたり、くっつけたりできるものではない…。まあ何とかなるはずだと書き始め書き進めてはみたものの、遂にどの話も頑強に形をくずさず、一つのドラマに溶け合おうとせず、書き上げてみると百四十枚の原稿用紙の中に三つの一幕劇が同居しているような奇妙な作品になった。」と書いています。
一つは「おとき」の物語。 下駄職人の亭主を一年ほど前に風邪であっけなく亡くし、子供もいないため一人で飯をつくって食べても仕方ないなどと生きる張合いを失って、四十前なのに歳よりも老けこんでしまっている。 そんなおときがある日、道端で倒れていた若い男を助けてやり、一緒に住むようになる。
二つ目は、同じ長屋に住む左官の「六助」。 酒を飲むと誰彼かまわず連れてきて泊めてしまうという悪い癖の持主。 それが女房およねの悩みの種、今度は汚らしい老婆のおはなを連れてきた。
三つ目は、一膳めし屋の女中「おしず」。 店の常連桶職人の重吉にほのかな想いを寄せているが、一方弟の栄次のバクチの借金に悩まされている。 借金の取り立てにやくざが押しかけてくる。 腹痛を介抱してもらった日雇い人足の作十はなんとかおしずの力になろうとするが……。
この三つの物語をどう一本にまとめあげるのか、どうかみなさん自分の目で確かめてく下さい。
−乞うご期待−
【あらすじ】
所は江戸…。 寡婦のおときが世の中に隠れるようにただひとりひっそりと暮している深川の裏長屋。
同じ長屋に住む左官の六助は、酒を飲むと、誰彼かまわず連れてきて泊めてしまうという奇妙な癖を持っていた。 昨晩も汚らしい老婆のおはなを連れてきては女房のおよねを困らせ、おしゃべりのおもんのかっこうの話題にされる始末である。 桶職人の重吉にほのかに想いを寄せている一善めし屋の女中のおしずは、博打の借金をかかえた弟の栄次に悩まされていた。 ある日、ひょんなことからおときのもとへ若い男の居候・幸太が住みつ＜ことになる。 そして、博打の借金の取り立てにやくざが長屋のおしずのもとへやって＜る。 人生の裏道を歩いてきた日雇い人足の作十は、なんとかおしずの力になろうと老いた体でやくざに立ち向かうが…。
◆原作／藤沢 周平
◆脚本／吉永 仁郎
◆演出／安川 修一
◆出演／可知靖之、阿部百合子、川口敦子、荘司肇、青山眉子、岩瀬晃、志村要、島英臣、内田夕夜、河内
浩、清水直子、関口晴雄、荒木真有美、生原麻友美、齋藤淳、ほか
【劇団俳優座のオフィシャルＨＰ（Webサイト）】
http:// www.haiyuza.com/
大垣演劇鑑賞会では、中・高校生の皆さんに、少しでも観ていただきやすいように、入会金を通常の半額に設定しています。
あなたも、ぜひ、この機会に大垣演劇鑑賞会に入会して、
江戸庶民の人情とたくましさを日常の中に描く藤沢周平作品を舞台化した感動作『きょうの雨、あしたの風』を観てみませんか？
どうぞ、お見逃しなく！！
なお、大垣演劇鑑賞会では、これからも一流の劇団による、魅力たっぷりのお芝居を上演する予定です。（下記のラインナップをご覧下さい。）
この機会に、お友達も誘って、ぜひ、ご入会ください。
※詳細は、200６年例会リーフレット(入会のお誘い)をご覧下さい。
●大垣演劇鑑賞会は会員制です。
観劇するには会員になる必要があります。
大垣演劇鑑賞会は、よい演劇をより多くの人で鑑賞しつづける為に、会費を出し合い、運営しており、年６回（ほぼ２ヶ月に１回）演劇公演を大垣市スイトピアセンターを中心に行っている非営利の演劇鑑賞団体です。
演劇をご覧になりたい方、演劇（芝居）が好きな（興味のある）方なら、老若男女を問わず、どなたでも入会できます。
３名以上のグループ（サークル）をつくるか、お知り合いのグループにご入会ください。
（お知り合いの会員がわからない場合、３名以上集まらない場合などは、事務局までご連絡ください。）
※演劇公演（例会）は、創作劇・翻訳劇・ミュージカルなど、一流の劇団によるバラェティに富んだラインナップで、地元・大垣で、お値打ちな料金（会費）で、継続的に観劇できるのが大きな魅力の一つです。
ぜひ、あなたも、一流の劇団による演劇文化に触れてみませんか？
この機会に、お友達も誘って、ぜひ、ご入会ください。
子育て中の奥様には、託児もご用意できますので、ご夫婦で仲良くご覧になれますよ！
（必ず、事前にご連絡ください。）
●会 費………（一般）月額３０００円、（中高校生）月額１５００円
●入会金……（一般） ３０００円、（中高校生） １５００円
●２００６年の例会ラインナップのご紹介。
2006年１１月例会．．．平成18年１１月１５日（水）
劇団俳優座 公演 『きょうの雨 あしたの風』
１８：３０開演 スイトピアセンター文化ホール
原作：藤沢 周平 脚色：吉永 仁郎 演出：安川 修一
出演：可知 靖之、志村 要、島 英臣、内田 夕夜、阿部 百合子、岩瀬 晃 ほか
●２００７年の例会ラインナップのご紹介。
2007年１月例会．．．平成19年１月１５日（月）
こまつ座 公演 『紙屋町さくらホテル』
１８：１５開演 スイトピアセンター文化ホール
作：井上 ひさし 演出：鵜山 仁
出演：辻 萬長、木場 勝巳、森奈 みはる、大原 康裕 ほか
2007年３月例会．．．平成19年３月１９日（月）
幹の会＋リリック 公演 『オセロー』
作：Ｗ・シェイクスピア 訳：小田島 雄志 演出：平 幹二朗
出演：平 幹二朗、三田 和代、平 岳大、榛名 由梨 ほか
2007年５月例会．．．平成19年５月２１日（月）
テアトル・エコー 公演 『ルーム・サービス』
作：ジョン・マレー／アレン・ボレッツ 訳／演出：酒井 洋子
出演：安原 義人、永井 寛孝、沖 恂一郎、熊倉 一雄 ほか
2007年７月例会．．．青年劇場 公演 『銃口−教師・北森竜太の青春−』
原作：三浦 綾子「銃口」（小学館） 脚色：布勢 博一 演出：堀口 始
出演：船津 基、重野 恵、葛西 和雄、千賀 拓夫 ほか
2007年９月例会．．．劇団民藝 公演 『明石原人−ある夫婦の物語−』
作：小幡 欣冶 演出：丹野 郁弓
出演：南風 洋子、日色 ともゑ、伊藤 孝雄、千葉 茂則 ほか
2007年１１月例会．．．ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズ 公演 『ミュージカル おれたちは天使じゃない』
作：矢代 静一・藤田 敏雄 作曲：いずみ たく 演出：藤田 敏雄
出演：福沢 良一、井上 一馬、歌納 有里、大場 泰正（文学座） ほか
●お申し込み、お問い合わせは．．．大垣演劇鑑賞会 （事務局）
大垣市新町１丁目６２番地 （大運寺ビル１の９）
電話／ＦＡＸ．．．（０５８４）７５−１３１７
Webサイト：http:// www.gis.pref.gifu.jp/ npo/ ogaki-enkan/
メールアドレス：oenkan@mb.ginet.or.jp
※例会場での入会受付は行っておりません。必ず、事前にご連絡ください。
[お問合せ先]:
●お申し込み、お問い合わせは．．．大垣演劇鑑賞会 （事務局）
大垣市新町１丁目６２番地 （大運寺ビル１の９）
電話／ＦＡＸ．．．（０５８４）７５−１３１７
Webサイト：http:// www.gis.pref.gifu.jp/ npo/ ogaki-enkan/
メールアドレス：oenkan@mb.ginet.or.jp
※例会場での入会受付は行っておりません。必ず、事前にご連絡ください。
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