※掲載内容は本特集リリース時期(2010年10月29日更新)の情報です。内容が変更となる場合がありますので、事前に必ずお問合せください。あらかじめご了承ください。
実りの秋。。。ですね。西美濃は、お米の産地。
私の実家(安八町)は、田んぼを持っていないのですが、向かいの家と両隣が田んぼを持っており(しかも家の裏は一面の田園で1キロ先の家が見えます)
子供のころ、毎年この稲刈りの時期には、脱穀機の音、脱穀する匂いがしていたことを思い出します。
そういえば最近は、そういう風景見ていないなぁなどと思い出しながらふと気がつくと。。。
稲の中で育ったのに、お米の事をまったく知らないことに気がつきました!
ちょうど今は収穫の時期。なんだか気になる!?気になってきた!!
というわけで、今回は地域のお米を知って得しておいしく食べよう!!という「お米」がテーマの特集です。
◇西美濃のお米
西美濃のお米を調べてみると、大垣地域周辺は「
JAにしみの」が管轄しているとのこと。
「
JAにしみの」のホームページを見てみると西美濃には「にしみのブランド」として栽培される「にしみの産米」というお米があるみたいです!今回、JAにしみのさんにご協力をいただきまして、この地域で収穫できるお米の品種、特徴をご紹介します。
にしみの産米
品種 | 特徴 | コメント |
ハツシモ |
岐阜県を代表するお米です。大粒で歯ごたえがあり、一年を通しておいしく味わえます。 |
西美濃で多く栽培されているお米です。初霜の降りる頃までじっくり育てられたことが名前の由来で、日本でも一番の晩稲品種です。岐阜県では主に平坦部で栽培されており、全国的には収穫量が少ないため「幻のお米」ともいわれています。 |
JAにしみのオリジナルパッケージ
れんげのかおり 無洗米・れんげのかおり 木曽三川米
  
岐阜県を代表するお米「ハツシモ」が、平成22年度に収穫できる新米から「新ハツシモ」へパワーアップ!
稲がより強く、お米がよりおいしくなっているとのことです!
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品種 | 特徴 | コメント |
コシヒカリ |
炊きあがりがふっくらとして、柔らかいことで定評のあるお米です。白飯や丼物に最適です。 |
全国で一番多く栽培されており、全国ブランドのお米。昼夜の温度差が大きい中山間地で栽培される。西美濃では、垂井町を中心に関ヶ原町、上石津町で栽培されています。 |
あきたこまち |
安定した品質で、食味のよいお米です。くずれにくく、白飯やピラフに適しています。 |
秋田県生まれの品種。海津市を中心に栽培が定着している。西美濃で栽培されるお米の中で一番収穫が早い早生品種で、8月中旬頃には新米として発売されます。 |
JAにしみのオリジナルパッケージ
西美濃産 コシヒカリ 西美濃産 あきたこまち

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JAにしみのオリジナルパッケージはありませんが次のお米も栽培されています。
品種 | 特徴 |
あさひの夢 | ハツシモの血筋を引き継ぐ大粒で、粒ぞろいが良いお米です。 |
ひとめぼれ | コシヒカリの血を受け継いだお米です。白飯やヘルシーなお粥に適しています。 |
以上が、西美濃地域で栽培されているお米になります。
一口に「お米」といっても、種類があり、それぞれ地域の特性を生かした品種が栽培されており、収穫時期も異なるものなのですね。
品種ごとの収穫時期
この時期ドライブしていると、自宅の周りの田んぼは稲刈りしてないのに、え〜もうここ刈り取ってる〜早いな〜なんて思ったことありませんか?
なるほど品種によって収穫時期が違うんですね。知って納得です。
品種ごとの収穫量
さすがハツシモ、岐阜県を代表するお米!収穫量は一番多いですね。
◇新米と古米
ご存知の方多いかとは思いますが念のため。新米と古米は収穫された年によって変わります。
新米・・・その年に収穫された米
古米・・・前年に収穫された米
すみません、くどいですね。。。 なんと「古(こ)」を収穫した年から現在までの年数分呼ぶそうです。
スーパー等で販売されているお米の袋には「○○年産」や精米日が印字されていると思います。
秋の収穫時期には、新米を選んでおいしくいただきたいですね。
また、精米したお米は1ヶ月程度で食べきるのがよいようですので、精米が安かったからまとめ買い!は避けたほうがよさそうですよ。
◇保存方法
お米をどのように保存していますか?
一般的には「風通しがよく、涼しくて、暗い場所」が最適といわれています。
家庭では、冷蔵庫の中が一番よいとされているのですが、お米を何十キロも入れておいたら、他の物が入らなくなってしまいますよね。
他に方法は無いのかと調べてみると、ありますねお米用の冷蔵庫。何袋もある場合は「低温貯蔵庫」、一袋単位であれば「保冷米びつ」、量に合わせていろいろあります。
(ご相談は近くのJA窓口へどうぞ)
一般的な家庭ではライスキーパー、ライスボックス等に保存している場合が多いかと思います(そのまま袋のままという方も!)。
そういう場合、一番良いのは、あまり長く保存しないこと。精米して1ヶ月以内に消費する分を購入し、長く保存しないのが一番の方法です。
おいしくいただくという目線で考えると「玄米から精米したてのお米を2週間分購入する」という方法がおすすめです。
また、保存について、気をつけなければならないのが「虫」です。
とうがらしやにんにくをお米を保存している箱のフタの裏に貼り付けておくと、虫がつきにくいといわれているようですよ。
ちなみに。。。精米したお米が古くなると(どれくらいの期間かは不明ですが)お米が酸化してしまい、そのお米を炊くとすっぱい味になるらしいです。
すっぱくなったら要注意です!!!
◇玄米と精米
お米をどこで買っていますか?
安いから、手間がかからないからとの理由で、スーパー等で購入されている方多いのではないでしょうか。
特に「こだわる」といったことではないのですが、お米をおいしくいただくひとつの方法として、玄米で購入という方が多いようです。
西美濃スタッフの中にも、玄米を購入し、近くのコイン精米所で精米している人が結構いました。
また、玄米から精米するといろいろいいことを発見しましたのでご紹介します。
玄米・・・稲の籾(もみ)から籾殻を除去した状態の糠(ぬか)の付いたお米
精米・・・玄米から糠を取り除いたお米
〜玄米のおいしいメリット〜
☆精米よりもおいしさ長持ち
精米すると、今まで米ぬかで守られていたお米が裸になるため、水分がなくなったり、でんぷん質が劣化するようです。
☆精米時に、精米度数が選べられる
精米度数(「分づき」)を変えることで、精米時に米ぬかを残すことができます。
0分:玄米、10分づき:白米
1分〜9分づき:数字が小さいほど、米ぬかが多く残ります。
☆米ぬかには、栄養たっぷり
米ぬかには、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています!
最近は、米ぬかに含まれる栄養を取るために、あえて米ぬかを少し残して食べる方が結構いらっしゃるようです。
玄米をそのまま食べるのには抵抗がある方も、精米時に少しずつ度数を変えて試してみてはいかがでしょうか。
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