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ひまわりからのメッセージ

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ひまわりからのメッセージ

杉木立の中で

 この梅雨の時期、子どもたちは機嫌が悪くはないでしょうか。お母さん方はいかがでしょうか。敏感な子どもたちは、湿度や気圧などの変化にも不快を感じるのではないかと思います。

 私は、先週の日曜日に関ヶ原古戦場跡を訪ねました。知人の老齢のご婦人二人に頼まれていたので、車で案内することにしたのです。

 西軍びいきの私は、当然のことながら、石田三成の笹尾山、島津、小西行長と、西軍の陣趾を巡ることになります。そして宇喜多秀家の陣趾のあたりに車を走らせました。途中、地図を片手に歩く家族連れに何組も出会いましたが、さすがに宇喜多の陣まで足を運ぶ人はなく、「くま出没」の看板を見つつ、私たちは車を下りて森林浴を味わいました。あたりは一面杉木立で、樹々の間に射し来る木洩れ日と、木立を渡る風が心地よく、ひとときの安らぎを味わったのでした。

 私の大好きな大谷吉継の墓は、山道を歩かねばならず、やむなく断念しましたが、忙しい日々の中で心のゆとりを取り戻すには十分な時間でした。

 皆さんは、休日をどのように過ごされるのでしょうか。子どもたちが登校しぶりをしたり、学校で暴れたりするのは、月曜日が多いそうです。家庭でご家族のみなさんで楽しい時間が過ごせたからでしょうか。それとも、制約なく自分の好きなことができたからでしょうか。夜遅くまで遊び疲れたからでしょうか。

 心をリフレッシュさせることはどういうことなのか、休日の過ごし方も大切だなあと、思ったことでした。


2014.7.8 発行



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