受けていますか？『がん検診』

　日本人のおおよそ2人に1人が一生のうちに「がん」と診断され、3人に1人が「がん」で亡くなっています。
　早期のがんでは無症状であることがほとんどなので、症状がなくても定期的にがん検診を受けることが早期発見・早期治療につながります。

　国の指針等に基づき、次のとおりがん検診を実施しています。

　胃、大腸、肺がん検診が受けられます。
　さらに、50歳以上の男性は前立腺がん検診、女性は子宮頸がんと乳がん検診も受けられます。
　65歳以上の方については、結核住民検診に肺がん検診の内容も含みます。

　子宮頸がんと乳がん検診が受けられます。

　子宮頸がん検診が受けられます。

令和2年度より、乳がん・子宮頸がん検診について、町での受診間隔を「原則2年に1回」に変更し、実施しています。
詳しくは、『がん検診に関するお知らせ』」のページでご確認ください。

各検診の内容や主な注意事項は、『おとなの健診（検診）・相談』のページでご確認ください。

定期的に検診を受け、健康状態をしっかりと確認しましょう。
自分の体の状態をよく知ることが、健康維持の第1歩です。

・検診の会場では、換気や適宜消毒を行うなど、感染症の拡大防止対策に努めています。
・保健センターに来所される方は、手指衛生、密回避、こまめな換気、体調不良の際は行動ストップ、適切なマスクの着用など基本的な感染対策にご協力をお願いいたします。

がん検診の日程は、『池田町保健カレンダー』のページをご覧ください。
いずれの検診日も完全予約制で、15分毎の予約受付となります。
定員になり次第締め切りとなりますので、ご希望の検診日時を早めに保健センターまでお申し込みください。

　医療機関の受診を過度に控えてしまうと健康上のリスクを高めてしまう可能性があります。
　コロナ禍でも健診や持病の治療などの健康管理は重要です。
　かかりつけ医に相談しながら健康や持病を管理していくことが新型コロナウイルス対策にもとても重要なため、健康に不安がある時は、まずはかかりつけ医・歯科医に相談しましょう。
　
　（参考）厚生労働省ホームページ「適切な医療機関の受診（上手な医療のかかり方）について」（別ウインドウで開く）

●胃がん
　日本人がかかりやすいがんですが、検診で見つかる胃がんの約70％は早期です。
　早期発見・早期治療を受ければ、今や「治るがん」と言われています。
　池田町は、女性の胃がんでの死亡が全国平均と比べ高く、男性も他のがんに比べ高くなっています。

●大腸がん
　男女ともに増加傾向にありますが、早期発見によって治癒しやすいがんの一つと言われています。

●肺がん
　最も死亡数の多いがんです。
　最大の原因はタバコです。喫煙年数や本数が多いほどリスクはより高まります。
　喫煙者のみならず受動喫煙によってもリスクが高まるため、非喫煙者でも油断はできません。

●子宮頸がん
　20歳代から30歳代の女性に急激に増えています。
　20歳を過ぎたら検診を受けるようにしましょう。

●乳がん
　女性が最も多くかかるがんです。40歳代から50歳代の女性に特に多くみられます。
　早期であれば治りやすいがんですが、転移しやすく、10年以上経ってから再発することもあり、油断できません。

●前立腺がん
　高齢の男性に多いがんです。
　進行はゆっくりですが、進行すると転移しやすいので注意が必要です。