【 高齢者は体調が変化しやすい 】

・高齢者は、身体の機能低下により日常生活の中でも体調を崩しやすくなります。
しかし、自覚しにくく、病気を見逃して重症化する場合もあるため、体調を慎重に
観察して早く変化に気づくことが大切です。


【 季節の変わり目には注意 】

・高齢になると気温に合わせて血圧や心拍を調整したり、汗をかいて体温をコントロールする
「自律神経」の働きが不安定になります。寒暖差がある時期はさらに体温調節がうまく
出来なくなり、からだに不調が現れやすくなります。


【 注意したい変化と対処法 】

食欲…食欲不振が続くと脱水症をおこしやすくなります。少しでも食べられるよう
　　　　食事の回数や内容を工夫しましょう。

体温…普段から定期的に体温を測りましょう。発熱したら解熱剤などを使用する前に
　　　　医療機関へ相談しましょう。

皮膚…湿疹 傷 かゆみ 痛み 乾燥などの肌の状態を観察し、常に清潔に保ちましょう。

便 尿…回数や量の変化、血液の混入などに注意し、下痢や便秘が続く場合は医療機関に
　　　相談しましょう。