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□ひまわりからのQ&Aコーナー

Q: 3歳6ヶ月の女の子ですが、ことばがはっきりしません。赤ちゃん言葉のようなのです。幼稚園の先生に相談したら、「ことばの訓練に行った方がいいのでは?」と言われました。ひまわり学園ではことばの訓練もしてくださると聞きましたが、通った方がいいですか?

A: ことばはいろいろな音が組み合わさっていますね?お子さんにとって出しやすい音もあれば出しにくい音もあります。唇を使って出すパ行やマ行、バ行の音は出しやすい音ですが、舌の先を弾かせるラ行の音や、舌と歯の間の狭い空間に息を通すサ行やザ行の音はとても難しい音です。3歳半では、おそらくタ行やダ行の音は出ていますが、カ行やガ行の音がまだ出てきてないお子さんもいるはずです。もちろんサ行がうまく出せずに猿を「オチャルチャン」と言ったり、スイカを「チュイタ」と言ったりする子だっているのです。この時期には、たとえきれいな音が出ていなくてもお子さんのお話をしっかり聞いてあげることの方が大切なのです。そして、お子さんが「オチャルチャン」と言ったら、「そうだね。オサルサンだね。」とさりげなく正しいことばを聞かせることです。「違うよ。オサルサン。もう一回言って!!」などとお子さんのことばを否定したり言い直しをさせたりするのは一番悪いやり方です。
 ただし、5歳になってもカ行の音がタ行に置き換わっているような場合には、間違って学習しているかもしれませんので、専門の言語聴覚士がいるところで相談してください。サ行やザ行、ツはお口の機能が育ってくる就学の時期までかかる場合もあり、一番遅くに獲得する音と考えて、あまりあせらずに見守っていきましょう。
 ことばは訓練されて出てくるものではありません。一番大切なことは「相手に伝えたい」「おしゃべりしたい」とお子さんに思わせることです。そのためにお母さんが聞き上手になってあげることが最も大切なことなのです。言ってみればお母さんこそが最良の言語聴覚士かもしれません。ただ、医療的に手術が必要なお子さんで、訓練を必要とされる場合もありますので、あまり心配であれば専門機関を受診されるといいでしょう。
 しかし、お子さんの赤ちゃん言葉が単に音の問題でなく、他の行動面の心配もあって幼稚園の先生がことばの教室を勧められたのかもしれません。当園も定期的に相談を受けつけていますが、岐阜県では言語聴覚士会が年2回ほど相談会をしていますし、「言語障がい児をもつ親の会」が主催する相談会もありますから、そういった機会も利用してみられてはいかがでしょうか。
 
 

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