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□ひまわりからのQ&Aコーナー

Q: 子どものことばはどんなふうに出てくるのですか?

A: 「子どもがお話をする」ということは、お母さんにとってはとてもうれしいことですね。でも何もしなくても子どもは育ち、自然に話をするようになるのかというとそうではありません。実はお母さんたちが意識せずに子どものことばを育てているのです。
 
 子どもはお母さんのおなかの中で音を聴いていると考えられています。昔から胎教が大切などといわれていましたね?実はおなかの中(羊水の中)はザザーッという波の音のような音が聞こえているのだろうとも言われているのです。この世に誕生すると赤ちゃんには一度にさまざまな音が入ってきます。でもおそらく最初に入ってくるのはお母さんの声ではないでしょうか?

 赤ちゃんはまだ「泣く」ことしか出来ません。おなかがすけば泣き、泣くとお母さんのおっぱいがやってきます。その時、お母さんに抱っこしてもらって「おいしいねー。いっぱい飲んでね。ゴックンゴックン。じょうずね・・・。」などという優しいことばが入ってきます。耳から聞こえるお母さんの声と抱かれている気持ちがいいという感触が赤ちゃんの気持ちを安定させてくれるはずです。何もお話しないで赤ちゃんにおっぱいをあげているお母さんは無いと思いますが、もしかしたら自分はテレビを見ながらおっぱいをあげているママはいるかもしれません。でも、赤ちゃんは何もお話できない時期からお母さんの声を聞き、その快さをことばの土台にしているのです。できれば、テレビを消して赤ちゃんのことに集中してあげられると良いですね。おっぱいのとき、オムツを替えるとき、お風呂に入れるとき等、折に触れて話しかけてくれるママのことばがその後のことばの理解やことばの表出(話すこと)に関係してくるのです。
 
 そして、こうした母と子のかかわりが、やがて、4ヶ月くらいの微笑みにつながってきます。まだお母さんを意識した微笑ではありませんが、お子さんの微笑に対してママは笑顔を向け、「ママのこと、笑ってくれたのね、おりこうね。ママも大好き!!」などと声をかけてくれますよね?それに対してまた、赤ちゃんは微笑を返してくれます。ママと赤ちゃんの幸せな時間でしょう。
 
 さて首が据わり、両手が体の前で合うようになってきた赤ちゃんは、自分の手をなめたり、おしゃぶりをなめたりしますが、これも言ってみればお口の運動ともいえます。 日々の食事を通して口や舌を動かすことで赤ちゃんは口腔機能を育てていきますが、おっぱいから離乳食へと進む中で赤ちゃんは舌の動きを学んでいきます。いつまでもおっぱいばかりだと良くないと言われるのは、離乳食を通して育つ舌の上下運動や前後・左右の動きが摂食嚥下だけでなくことばを話すときのお口の動きの基礎になるからでもありますね。

 (次回は、手差しや指差しの重要性について)
  

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