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□ひまわりからのメッセージ

新たな門出を前に・・・

 庭先でクリスマス・ローズが咲きはじめた。原種は南ヨーロッパ産で冬の花だという。日本ではこの時期に咲くが、あちらでは名の通りクリスマスに咲くのかもしれない。私の大好きな花である。

 この時期は、別れと門出の季節である。昨日は高等部を卒業したというメールをHさんがくれた。様々なできごとを乗り越えての卒業である。本当に良かったとしみじみ思う。子どもたちそれぞれに別れと新たな出会いがあることだろう。

 それにしても、先日の就活にまで親が付き添うというニュースは、衝撃的だった。親離れ、子離れできない現実をどう考えたらいいのか・・・この老齢の脳では考えられないことである。

 最近、小学校からの依頼で保護者の方の前で講演させていただく機会が多くなった。私はそこで、いつも“子どもに気づかせるように”とお願いをしている。親の立場で「〜しなさい。」と、たえず指示をしていると、指示がないと何もできない子になってしまうのではないかと按ずるからである。自分で気づき、自分で考えて行動していくことがないと、責任感も育たないし、生きていく力も育っていかないと思う。以前、私の尊敬する池田太郎先生は知的障がいの青年に対して「その人の生きてきた歳月を大切にし、青年には青年として接していく。そのことがないと彼らは青年にはなれない。」と言われたことがある。前述の親に、果たしてその自覚はあるのだろうか?子の自立を妨げているのは、実は自分たち親なのであるという反省と自覚が是非ほしいと思う。親として親になっていく歳月もまた重要なのです。人生のちょっぴり先輩のアドバイスです。新たな門出を前に・・・。
2014.3.11 発行

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