伊深小学校 6年生による「いのちのアサガオ」

平成15年2月17日、岐阜県美濃加茂市伊深小学校では、2年間にわたって「いのちのあさがお」の学習に取り組んできた6年生の発表が行われました。2年目の今年は、骨髄バンクでの提供者や、骨髄移植により元気になった元患者さんから白血病について学習するほか、福祉フェスティバルに参加してボランティア体験を通してボランティアの意義を学んだり、学校全体に呼びかけた骨髄移植支援募金活動などが行われました。
その募金活動の中では、白血病を患い、骨髄移植を受けたものの、残念ながら大切な弟を無くした方からお話を聞くこともできました。そのときは皆が泣けて「翼をください」を歌うことが出来なかったそうです。こうした学習をする中で、骨髄バンクの登録者が目標の半分くらいで、早く30万人の登録を達成しないといけないことや、将来の目標として消防士になり役に立つことをしたいと思ったこと、命のあさがおを世界に広めて行きたいと思ったことなどの発表がありました。
これらの2年間に及ぶ学習を経て、人の命について学習を深め、人への思いやりについての学習発表会でした。今度は「翼をください」を元気に、すばらしいハーモニーで合唱することができました。

この会はプロジェクトX「決断 命の一滴」のように、中島美由紀の「地上の星」の曲で始まった発表会でしたが、この学習の成果の重さと感動で、発表している子ども達も、見ている親達も涙せずにはおれませんでした。発表が終わった時には、発表した子ども達への拍手が学校中に響き渡り、しばらくは鳴り止まず、感動の極みでした。


学習発表を終えた後、校長室へ田中を訪ねていただき、担任の大野千幸先生も一緒に記念撮影をしました。いきいきした子どもさんたちの顔をごらんください。   
       
一つのことをやり抜く力を発表
   
       
いのちのアサガオの取り組みを発表
   
       
プロジェクトXについて発表
   
       
白血病についての発表
   
       
骨髄バンクについての発表
   
       
中野さんとのふれあいについての発表
   
       
福祉フェスティバルに参加したことの発表
   
       
骨髄移植支援募金活動についての発表
29567円の募金をいただきました。    
       
1年間の取り組みから学んだことについて発表
   
       
全員で翼をくださいを合唱
   


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