大垣市環境市民会議 ≪暮らしを変えて 未来に夢を≫
 〜ハリンコが泳ぎ ホタルが舞う 水都大垣〜 をめざして

 大垣市環境基本計画を推進するために、平成13年に設立された市民活動団体です。環境基本計画のスローガン≪暮らしを変えて 未来に夢を≫のもと、個人・団体・事業者・行政が協働して、様々な環境活動を展開してきました。
 地球温暖化による自然災害の増加、食料不足や水不足、生物多様性の危機など、地球環境をとりまく状況は年々厳しくなっています。安心して暮らせる地球環境を未来に残せるよう、私たち一人一人が環境問題に関心を持ち、学びあい、活動の輪を広げていくために、環境市民会議の活動は益々重要になっています。

活動紹介
市民会議活動部会
 環境に関心を持って活動したい個人の登録部会です。下記のプロジェクトを中心に、やりたいことを提案していただきながら活動を進めています。
環境市民フェスティバル
 毎年1回開催している環境市民フェスティバル。これまでに19回開催され、環境活動団体や環境に貢献している企業、行政等が参加し、楽しみながら環境について学び体験する機会を提供しています。小中学校の環境学習の発表、児童生徒の作品発表の場でもあります。「食」「エネルギー」「廃棄物」などを巡って身近な暮らしの中で取り組めること、豊かな自然を守り育て次世代につないでいくこと、私たちが意識し行動することで、地球環境問題に貢献できることがたくさんあります。是非、多くの方にご来場いただけることを願っています。
くらしエコプロジェクト
 持続可能な社会をみんなでつくっていくために、市民生活のレベルでできることを提案し、環境に良いくらしの実践を目指します。地球の限りある資源を大切に使いたいという願いのもと、紙ごみをはじめとする可燃ゴミの減量、資源循環の啓発活動を進めています。
環境まるごと探検隊プロジェクト
 「身近な自然を感じてみよう!」をテーマに、親子での自然体験活動を年間5回のプログラムで実施します。活き活きとして美しい自然、厳しい自然、優しい自然・・・・自然から学ぶこと、感じることを親子で分かち合い、日常生活の中でさらに活かしてほしいと願っています。
水門川いきいきプロジェクト
 水門川いきいきプロジェクトは、水の都大垣の復活と、市内の中小河川の豊かな自然の再生を目指して活動しています。とりわけ大垣市のシンボルの一つである水門川を大垣市民だけでなく、大垣を訪れる人たちにも憩いの場所となるように、水質を良くし、護岸に自然の緑を取り戻し、多様な生き物を呼び戻そうと思います。市民に、より川に親しんでもらうための「水門川探検サイクリング」、子どもたちの環境学習講座、カワゲラウォッチングなどのサポートをしています。
ダンボールコンポストプロジェクト
 ベランダでもできるダンボールコンポストによる生ゴミ堆肥化の普及を中心に、落葉、雑草の堆肥化普及活動もしています。生ゴミの堆肥化を通して、循環のくらしを拡めることを目指します。また、生ゴミの堆肥化を通して循環の暮らしを学ぶ講座を、小中学校、幼保園、家庭教育学級などで実施しています。≪ゴミを捨てない暮らしを大垣の文化に!≫という願いをもって、資源循環の暮らしを提案しています。
グリーンサポータープロジェクト
 平成23年度環境大臣表彰受賞により植樹した、ユニー株式会社アクアウォーク大垣「噴井の里 香りそよぐ」公園とハーブを暮らしに取り入れ健康に暮らす研究活動を、岐阜県園芸福祉協会の協力のもと行います。また、「レジ袋の森」の維持管理活動も行っていきたいと思います。
団体部会
 市内で以前から活動している団体の連携を深めるため、団体部会を構成しています。
 (団体部会の方の活動例:ハリヨや自噴水の保存活動、ホタルを守る活動、森を育てる活動、その他くらしの中で環境活動を実践している婦人団体等)
 ハリヨは、大垣市の≪市の魚≫に制定されています。望ましい環境像≪ハリンコが泳ぎ、ホタルが舞う 水都・大垣≫を目指して、長年地域での保護育成活動が続けられています。
事業者部会
 環境市民会議の活動趣旨にご賛同いただいた事業者で部会を構成し、事業者の目線から環境に対してできることを検討し、推進しています。エネルギー問題・二酸化炭素削減・環境に関する法律の学習などのテーマでの研修会、先進的な事業所の見学、市民活動への協力等の活動です。