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文教協会の活動

6.教育実践論文

平成29年度 大垣市教育実践研究論文
【目的】
 教育の基本的,今日的な課題を踏まえ,幼保園・幼稚園・小学校・中学校の教育現場に密着した,個人またはグループの自主的研究に対して奨励金を交付し,大垣市における教育の充実を期する。

【主催】
大垣市教育委員会 大垣市文教協会

【後援】
大垣市小中学校長会

受賞者写真

戸田氏庸賞受賞論文

  学校 氏名 教科・領域
興文小 平松 恭代 国語
研究主題 自分の考えや願いをもち,楽しんで表現する児童の育成を目指して 
講評  「教材で学んだ表現や総合的な学習の時間に調べた事実を,終末の言語活動に活かす単元指導」と「仲間からの助言や改善の過程を残しながら進める交流」が,よりよい表現をめざして試行錯誤する児童の育成につながった実践である。気付きのメモや下線等が残ったノートからは,教材の表現を取り入れたり仲間の助言を受け入れたりしながら表現を高めていった,児童の成長が伝わってくる。他単元への汎用が期待できる実践である。
興文小 浅野 真奈美 社会
研究主題 深い学びの実現を目指して
〜社会科の授業を核として児童が自ら課題を追究し解決する活動の工夫〜
 
講評  「身に付けさせたい思考力・判断力・表現力等を明らかにした単元の構造化」と「単位時間における,思考力・判断力・表現力を高める指導方法や意図的な交流のもち方」が,主体的に課題を追究し,表現する児童の育成につながった実践である。特に,単位時間における指導は,2年越しで板書計画を作成,改善しており,継続的・累積的な取組が,説得力を高めている。若手教職員の手本となる地道な実践の一例としても全市に紹介したい。
東小 渡邉 翔太郎 社会
研究主題 仲間と共に学び合いながら,
社会的事象を主体的に追究する児童の育成
 
講評  「生活経験を起点とした単元構成や導入」と「児童の驚きや疑問,探究心に寄り添った,課題設定,資料提示,『深めの発問』」が,社会的事象を主体的に追究する児童の育成につながった実践である。実態や要因を明らかにした上で,改善の視点を示したり,児童の発言内容から更に課題を見出し,新たな手立てを講じたりする等,研究を累積的に進めている点が,素晴らしい。学び方を中心に,他教科への汎用が期待できる実践である。
一之瀬小 村端 清美 国語
研究主題 論理的に読むことができる児童の育成
〜わかる・できる・つかえる授業づくりを通して〜
 
講評  「言語活動の一貫性を図る,ねらいの焦点化,意見の視覚化,共有化」と「読む能力から『実態』と『支援』を整理した個人カルテの作成」が,論理的に読む児童の育成につながった実践である。個人カルテからは,初発の感想の書けなかった児童が,支援を受けながら「問い」の文をみつけ,「しごと」と「つくり」の関係を読み取っていった成長の過程が伝わってくる。小規模校のよさを生かした個別指導の一例としても全市に紹介したい。
興文中 浅倉 健介 保健体育
研究主題 主体的・対話的によりよい運動を求め続けることを通して運動技能向上の実感がもてる生徒の育成
〜学び続ける基盤づくりと単元構成の工夫を通して〜
 
講評  ICT機器を用いて,自分の動きと理想とする動きを正しく捉えながら進める,課題設定の場,中間研究会,評価の場の位置付けが,運動技能の向上を実感する生徒の育成につながった実践である。「単位時間の振返りが次時の課題となり,課題達成の積み重ねが,単元目標の到達になる」という,一貫した考え方が,生徒の課題意識の連続性と一致しており,理論構築に優れている。ICT機器の有効な活用の一例としても全市に紹介したい。
興文中 三島 梓 技術・家庭
研究主題 生活とのつながりを意識し,よりよい生活を目指して
主体的・対話的に深く学び続ける生徒の育成
〜モノや仲間との対話による学び合いを通して〜
 
講評  「単位時間の役割を『見通す・身に付ける・考える』から分類し,連続性を明らかにした題材の構造化」と「五感を働かせ,モノや仲間と対話しながら学び合う学習展開」が,よりよい生活をめざして主体的・対話的に学ぶ生徒の育成につながった実践である。題材構造図レイアウトや導入方法の図,発言の記録等,効果的に取り入れられた図や表が,理論の明快さを際立たせている。今後,どのように生活に還元されるのか楽しみである。
東中 林 里奈 英語
研究主題 外国語科における「学びを深め活用する生徒」の育成
〜相手意識・目的意識を持ち,自分の考えや気持ちを伝え合おうとする生徒を目指して〜
 
講評  「帯活動での段階的な指導」と「単位時間における,表現を構築する3つの場面・状況の設定」が,自分の考えや気持ちを伝え合おうとする生徒の育成につながった実践である。特に,帯活動での指導は,4段階における生徒の姿や英語表現が,予め具体的に設定されており,目標から評価までの一体化が図られている。今後は,更に実践を積み重ねる中で,目的意識と相手意識がもてる言語活動のレパートリーを広げることを期待したい。
南中 河野 一重 美術
研究主題 創造活動の喜びを味わい,納得のいくまでつくり続ける生徒の育成
〜造形的な見方・考え方を働かせ,主体的・対話的に学ぶ過程に焦点を当てて〜
 
講評  「単位時間の役割や課題追求の過程を,生徒の姿,教師の指導・援助から明らかにした題材指導計画」と「表現を追求し続けるための,仲間,教師,素材との意図的な対話の位置付け」が,創造活動の喜びを味わう生徒の育成につながった実践である。特に,系統性と地域性を両立した題材の指導計画は,生徒の既習内容を活用しようとする意欲を刺激するもので,創造性に富んでいる。今後は,表現と鑑賞領域の相乗の実践を期待したい。
北中 三輪 徳子 道徳
研究主題 生徒が主体となって,考え,議論し,道徳的価値を追求し,
自己を見つめることができる授業を展開していくための手立て
 
講評  「人間理解・価値理解を深める発問や自己を見つめる発問の精選」と「他者理解を促し,自己の考えを広げ深める対話的な学習」が,道徳的価値を追求し,自己を見つめる生徒の育成につながった実践である。特に,発問の精選は,「従来の授業展開と発問の意図」と「予想される生徒の発言」を整理し,課題点を明らかにした上で,有効だと思われる発問を検討しており,理論構築に優れている。今後は,他資料での検証を期待したい。
10 星和中 土井 智文 学級経営
研究主題 一人一人が望ましい人間関係を形成できる学級経営の在り方
〜意図的かつ計画的なSGEの実践を通して〜
 
講評  「生徒の実態に対応したSGEや,行事や学級活動と関連したSGEの実施」と「インストラクションやウォームアップによる自己開示しやすい雰囲気づくり」が,望ましい人間関係を築く生徒の育成につながった実践である。生活ノートへの記述や活動中の発言からは,「不安」が「楽しさ」に変わり,「知り合う喜び」から「信頼感」を育んでいった生徒の様子が伝わってくる。文献やQ−U調査の活用の一例としても全市に紹介したい。
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