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文教協会の活動

6.教育実践論文

平成27年度 大垣市教育実践研究論文
【目的】
 教育の基本的・今日的な課題をふまえ,幼稚園・幼保園・小・中学校の教育現場に密着した,個人またはグループの自主的研究に対して奨励金を交付し,大垣市における教育の充実を期する。

【主催】
大垣市教育委員会 大垣市文教協会

【後援】
大垣市小中学校長会

受賞者写真

戸田氏庸賞作品

  学校 氏名 教科・領域
東小 久保田 大作 社会科
研究主題 学び合い,社会的事象を公正に判断する子の育成 
講評  社会科の学習に初めて取り組む小学校3年生の段階で,共通点を見つけさせる,結びつけるなど身につけさせたい見方考え方の素地を計画的に丁寧に養っている。子どもたちが学び合うことで,自分の考えを比較し,関連付け,そして再構成することで,研究主題にある「公正」へとつながっていくことを感じさせる力強い実践である。
東小 矢橋 亜衣 図画工作科
研究主題 「つながり」を意識した,仲間から学び合う図画工作科の授業
〜第1学年 絵画・粘土の題材を通して〜
 
講評  図画工作は好きと答える児童が多いが,友達の絵を見て自分の作品を自信もって説明する児童が少ないことに着眼点を当て,「わざカード」や「話型カード」を用いた実践に取り組み,作品の細部を鑑賞できるだけでなく,自分の作品に取り入れることができるようになった論文である。
 技能習得の掲示物や「話型カード」で作品を交流することで,教え合いの姿が生まれ,想像力豊かな作品が完成している。
宇留生小 後藤 翔大 社会科
研究主題 単元を貫く課題に対する自分の考えをもつことができる社会科授業の創造
〜単元のねらいに迫る中心的な一単位時間の終末の活動の工夫を通して〜
 
講評  社会科の今日的課題を意識し,また6年生という小学校教育の出口における子どもの資質・能力を鑑み,願う子どもの姿を明確にし,研究を構想している。児童一人ひとりが単元を貫く課題に対する自分の考えを書き切ることができる方途を明らかにしたいという研究の目的が明解である。それに向けて,日々の授業の積み重ねを大切にした取組がなされている。
綾里小 岩間 美保 健康教育
研究主題 養護教諭の専門性を生かした「生きる力」につながる健康教育の推進
〜「綾っ子健康プラン」を活用し,学校・家庭・地域と連携して行う健康教育〜
 
講評  健康の大切さを実感し,自ら実践していく力を付けるために学校だけでなく,保護者との協力を得るために「綾っこ健康貯金」という個別健康カードを活用し,健康作りに取り組んだ論文である。
 その他にも学校保健医・薬剤師など関係機関との連携を図った実践や児童の主体的な取組を促すための健康委員会の実践など,他の学校でも活用できる多くの取組がある。
小野小 竹中 秀謙 外国語活動
研究主題 自分の思いや考えを伝え合うコミュニケーション活動の充実
〜考えながら話すための指導と評価の在り方〜
 
講評  小学校英語の先進的な取組を行っている勤務校の研究目的や課題に沿って,小学校5年生における研究実践が行われている。児童の興味関心を大切にした必然性のある指導計画の作成や,「考えながら話す」場面を位置付けた授業を工夫し,複数の単元での継続的・段階的な指導を行うことができている。また,その実践において,児童の「考えながら話す」力と児童の意識の変容を見届け,その成果と課題をもとに検証した実践研究ができている。
牧田小 西脇 瑞貴 健康教育
研究主題 自らの健康に関心をもち,自己管理できる児童の育成
〜注意制御機能と疲労の観点から基本的生活習慣の確立を目指した取り組み〜
 
講評  取り上げられている基本的な生活習慣の乱れは,全国的に課題となっている学力・体力ともに大きく影響するもので,それを児童が理解できるように,わかりやすく指導がなされている。保健室来室者の数,そこでの問診などから生活習慣の乱れに着目し,尺度を用いたアンケート調査やほけんだより,保健室前の掲示物などを丁寧に作成し,問題意識をもたせ,児童に取り組ませた実践論文である。
興文中 後藤 幸子 英語科
研究主題 英語で「魅力ある大垣」を伝える活動
〜第1段階から第4段階の年間積み上げ指導を通して〜
 
講評  年度初めに実施した学力テストの結果及び,グローバル化におけるふるさと発信の視点とを結びつけ,今日的・意図的な研究課題の設定,教育実践が行われている。生徒の学びを段階的に発展させ,その変容が,生徒の意識や英語表現の内容を分析および継続的な実施により,成果課題の把握をすることができている。
興文中 井上 華奈子 数学科
研究主題 論理的な思考力を高めていく図形指導のあり方
〜図形の証明の実践を通して〜
 
講評  2年間にわたって図形領域の指導,とりわけ,証明の指導をどうすればよいかについて,自身のこれまでの反省を踏まえ,具体的な実践が積み重ねられている。生徒の実態と数学科における今日的課題を基にして目指したい生徒の姿を明らかにした上で,その姿を実現するための研究主題・研究仮説・研究内容を設定し,実践・検証をするといった筋道を立てた研究論文となっている。
興文中 伊藤 亜希子 国語科
研究主題 生徒に自己の高まりを実感させ,やりがいをもたせる国語授業の在り方
〜生徒の国語力を一層伸ばす評価の授業をめざして〜
 
講評  生徒の立場で,国語科の評価における課題をもち,生徒が適切な評価で自己の高まりを実感できるように,評価の観点を具体的にすると共に,共通の土台で評価できる実践となっている。また,単元指導計画の中で言語活動を工夫し,生徒が学ぶ見通しをもち,導入と終末で自身の変容を実感できる実践にすることができている。
*研究主題をクリックしてください。


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